2011年4月5日火曜日

『海の都の物語』


 塩野七生『海の都の物語』(中央公論社,1980)を読んだ。三回目である。はじめて読んだときは、制度・仕組みを合理的な創り上げていて英雄ではなく組織でいきてきたことに感銘を受けた。二度目は何かしら、どうしてか、それほど感銘をうけなかった。しかし、今回は、実際にヴェネチアに行ったこともあり違った面も見えたのか面白くてためになったような気がする。少なくともヴェネチアの情景がリアルに思い浮かべられたて楽しめた。読みながらヴェネチアの写真を何度も眺めた。
 それからやはり周辺の知識がそれなりに蓄積してきたせいかもしれない。それにしても塩野ワールドは愉しい。個別に見るとジェノバのあたりは長い、少し退屈かな。物語がはじまるときに想像上の情景が葦がみえてくるようなところが....

2011年4月4日月曜日

『イタリア遺聞』



 かねてから塩野七生『イタリア遺聞』(新潮文庫,1994 1982に新潮社から刊行)を読んでいた。やっと読み終わった。メンデルスゾーンの「イタリア」(交響曲第四番)を聞きながら。全部で30の話があるので一つづつ時間を見つけて愉しんでいた。第9話 大使とコーヒーでは、トルコからコーヒーが入ってきた話である。イタリック体のこととか、ハンニバルの管理法とか、何かなるほどと思われるものがちりばめられている。そして、彼女の作品の背景なりある部分なりが語られていて興味深い。特に、ヴェネツィアの情報収集のことがあちこちにでてくるが、梅棹忠夫『知的生産の技術』にでてくるレオナルドの手帳のように、一つひとつ意味がないようでも何でも載せて、それらをあとでつなぎあわせるという知的作業も楽しい。

ボランティアに単位

 2011-3-31付朝日新聞夕刊に文科省が全大学に呼びかけてボランティアに単位とのこと。これはその後どうなったんだろうか。と思ってweb検索したらいろいろとでてきました。

 http://sakunary.blog134.fc2.com/

 こちらにその文書が掲載されて、このブログ氏・立命館大学政策科学部桃井政成准教授の反対の論もある。なるほど、なかなかいろいろなご意見があるんだ。この方は、基本的にはこのような政策には賛成だが、文部科学省の場当たり的な対応に不信・不審のようだ。


 ということで、改めて金子郁容『ボランティア』を読んでみようかな。

2011年4月3日日曜日

労働法、社会保障法、HR等(2011-3-27~2011-4--2)

2011-4-2夕刊 死亡推定三ヶ月に短縮 厚労省方針 震災不明者が対象 遺族年金、労災保険など
2011-4-2夕刊 「解雇します。自分で食いつないで」被災地に雇用不安

2011-4-2 主婦年金救済案 社保審で議論
2011-4-2 春闘、二年連続改善
2011-4-2 米失業率改善8.8% 3月就業者数21.6万人増

2011-4-1夕刊 被災各地入社・入庁式
2011-4-1夕刊 子ども手当の所得制限 厚労省「大きな論点」
2011-4-1夕刊 内定取り消し 120人 新卒者 震災影響、都内でも

2011-4-1 子ども手当 6月支給へ つなぎ法成立
2011-4-1 採用選考延期相次ぐ 被災学生に配慮
2011-4-1 入社式も中止・延期
2011-4-1 内定取り消し者 亀田製菓採用へ
2011-4-1 自宅待機、8割「給与減らさず」

2011-3-31夕刊 昨冬ボーナス0.3%減 379,292円

2011-3-31 [社説]被災地の雇用

2011-3-30夕刊 就活 首都圏も暗転 選考延期・中止が続出

2011-3-30 東電入社式中止
2011-3-30 税制と社会保障 改革「予定通り」経財相
2011-3-30 子ども手当 継続へ つなぎ法案 あす成立の公算
2011-3-30 認可保育所の基準緩和 被災した保育支援

2011-3-29夕刊 震災理由の解雇 急増 休業手当なく自宅待機 
2011-3-29夕刊 2月の失業率 0.3ポイント改善4.6% 震災の影響反映前

2011-3-29 子ども手当 攻防再開 公明挟み民・自駆け引き
2011-3-29 歳費三割減 民自公合意 削減分 震災対策に
2011-3-29 電機も「交代休業」検討 節電対策 工場ごとに操業調整

2011-3-28夕刊 震災・停電で派遣切り 控えて
2011-3-28夕刊 働く人の法律相談 パワハラを防ぐには

2011-3-28 議員歳費 三割減へ 民自公調整 半年 計20億円超

2011-3-27 子ども手当・国債 成立めど立たず

2011年4月2日土曜日

今朝の三ッ池公園

 今朝は、観桜会の場所の取りのために三ッ池公園に六時半頃でかけた。既にシートが張られているところがある。


 ここでの見所は、このしだれ桜である。
 これは見事。



 染井吉野は、まだまだである。
 それでも他の種類の桜がそれなりに咲いている。







 基準木は、まだまだのようだ。

十日市場



 昨日は、ある用があり十日市場へ出かけた。十日市場の駅前は、クルマの通れない道がまっすぐ伸びている。なんとか人工的な香りのするこの街を意外に気に入っている。かつて、緑区オンライン学級のオフ会で、ここの地区センターに通ったことがあった。それで懐かしい。





『ねむり』


 村上春樹『ねむり』を読んだ。『TVピープルに』所収されていたから読んだことは間違いない。初出は、『文学界』1989年11月号に載ったようだ。
 こういう短編を一気に読んで村上ワールドを愉しめた。しかしながら不思議な世界だ。
 あとがきがあり、著者村上の世界も少しながら見られたのも嬉しい。どうもスランプのような状態の頃にそれを抜け出た作品らしい。それも1989年平成元年の春、ローマのバチカンあたりらしい。ローマの風景に村上が浮かんできた。