今野浩『スプートニクの落とし子たち 理工系エリートの栄光と挫折』(毎日新聞社,2010-6-20)
今野浩については、東工大に理財工学センターだったか、金融工学ではなく理財工学という名前をつけということで知っていた。その彼が『すべて僕に任せてください 東工大モーレス天才助教授の悲劇』(新潮社)を出したときに読んだ。なかなか著者の人柄が出ていて良かった。
今回のこの書も著者自身と主人公である後藤公彦、それにその仲間たち・野口悠紀雄などが語られていた。日比谷高校・東大のそのときに雰囲気がよくわかる。ただ、最後のところはプライバシーにかかわるのだろうが前妻とのあたりを語って欲しかった。
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