2011年2月6日日曜日
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』
話題の書を読んでみた。読みやすく、かつドラッカーの要諦らしきものが語られている。それらに納得しながらなるほどと。
野球部とは.... 野球部の定義
1.組織の定義づけ
あらゆる組織において、共通のものの見方、方向づけ、努力を実現するには、「われわれの事業は何か。何であるべきか」を定義することが不可欠である。(二二頁) p24
顧客とは 顧客は誰か
2.企業の目的と使命を定義するとき、出発点は一つしかない。顧客である。p35
「われわれの事業は何か」との問いは、企業を外部すなわち顧客と市場の観点から見て、初めて答えることができる。(二三頁)p36
3.生産的な仕事を通じて成果を 仕事がまず第一 仕事には「働きがい」が必要
働きがいを与えるには、仕事そのもの
に責任を持たせなければならない。そのために
(1)生産的な仕事
(2)フィードバック情報
(3)継続学習
が不可欠(七四頁)p90
仕事を生産的にするには
(1)分析
(2)総合
(3)管理
(4)道具
が必要 (六二頁)p134
4.イノベーション
5.改めてマネジメントの役割
(1)自らの組織に特有の使命を果たす
(2)仕事を通じて働く人たちを生かす
(3)自らが社会に与える影響を処理するとともに、社会の問題について貢献する
(九頁)p150
は、あらためて自分のおかれている組織のことを考えなおしてみなければ
たとえば、校友会の定義、校友会事業の顧客とは誰か,,,,ふむふむ面白い。
そしてやはり成果である。
岩崎夏海『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』(ダイヤモンド社、2009-12-3)
プロローグ
第一章 みなみは『マネジメント』と出会う
第二章 みなみは野球部のマネジメントに取り組んだ
第三章 みなみはマーケティングに取り組んだ
第四章 みなみは専門家の通訳になろうとした
第五章 みなみは人の強みを行かそうとした
第六章 みなみはイノベーションに取り組んだ
第七章 みなみは人事の問題に取り組んだ
第八章 みなみは真摯さとは何かを考えた
エピローグ
あとがき
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