春の選抜大会は予定通り開催される。被災地の高校も出場するらしい。被災地そのものの感情とは別に、現在の喫緊の課題は、東電の電力供給量が受容能力に追いつかないために国をあげての節電ということである。電力が死命を制するともいえる。生活(食材、ガソリンなどを含めて)、経済活動などなど。節電の面からは、関西の地でのイベントそのものは問題がない。地震に被災という負の側面を明るい話題で対応することはむしろいいのかもしれない。そこに何かしらの無理がなければ。(テレビ放映による電力消費など)
しかし、プロ野球はどうであろうか。節電という喫緊の課題に対応するためには東電、東北電力管内での試合は、できるだけ避けるべきであろう。それにしてもセ・巨人が横暴なのか(?)。ファンは東京ドームへいくのを拒否して行動を起こすかも。ますますプロ野球、巨人離れか。
この関係の報道紙面(朝日新聞東京本社版)を追ってみた。
2011-3-14 選抜抽選会 予定通り 高校野球 開催可否は再協議 来阪のめどがたたない東北高校(宮城)は、一回戦最後の試合となる...に組み込む。他にも..代理抽選をおこなう。
2011-3-14 被災地からの移動 日本海ルートは有効 山形 新潟市経由で東京や大阪へ
2011-3-14夕刊 東北の2高 関西で練習 選抜高校野球
光星学院(青森)
11日 沖縄合宿から青森へ戻る途中 13日に羽田空港経由で大阪へ
38人の部員の大半が関西出身、青森出身7人、宮城出身2人、岩手出身1人 いづれも家族は無事
大館鳳鳴(秋田)
11日 停電と断水 帰宅 15日の抽選会のために予定より一日遅れて13日、空路で羽田空港経由で到着
水城(茨城) 14日大阪入り予定
2011-3-15 プロ野球 25日開幕は困難か
関東地方で予定されているオープン戦は中止
2011-3-15夕刊 第83回選抜高校野球 開催は不透明 18日決断
宮城・東北 昨日やっと寮に電気が通った 水は不足 食料も何日もつか 野球のことは何も考えられない
秋田・大館鳳鳴 被災した人たちを元気づけられるよう、元気でハツラツとしたプレーをしたい
青森・光星 一般生徒が応援にいけるめどはたたない 帰郷後は野球部としてボランティア活動
茨城・水城 寮の壁にヒビ、トレーニングルームの照明が落下 家族や地域の人から温かく送り出してくれた
2011-3-16 第83回選抜高校野球 開催18日決定
2011-3-16 セ・パ開幕 セは予定通り パは延期 結論先送り 選手会の「待った」に賛同
2011-3-16夕刊 セ・パ開幕時期 延期の是非 議論続く
2011-3-17 パ開幕 4月12日で調整 セは「予定通り25日」
宮本・前プロ野球選手会長の話 今やって野球で勇気づけられるというのは思い上がりだ。
開幕延期は「俗説」巨人の渡辺会長
2011-3-17 甲子園へ 東北が決断
水城の選手ら 大阪入り
2011-3-18 セ予定通り25日 パ延期4月12日
2011-3-19 プロ野球 監督官庁「厳に慎んで」ナイター開催に待った
東京ドームでナイターすると...6千世帯分ま電力消費
2011-3-19 第83回選抜高校野球 甲子園から希望の光を 被災地への配慮 全面
2011-3-19夕刊 茨城・水城が甲子園練習
2011-3-20 セ29日開幕 小幅延期 日程を優先
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