2010年1月3日日曜日

「企業年金の法的論点」

 ジュリスト2009-6-1号 No.1379に、「企業年金のいま」という特集が組まれている。その巻頭論文たる総論を森戸英幸が書いている。「総論-企業年金の法的論点」
 目次を示すことで概要を

Ⅰ はじめに

Ⅱ 受給権保護のあり方
 1.給付減額の可否
 (1)認可・承認の法的意義
 (2)労働条件変更法理適用の可否
 (3)アメリカ法との比較から
 (4)受給者減額
 2.給付の「ポータビリティ」
 3.支払保証制度

Ⅲ 厚生年金基金をめぐる問題

Ⅳ いわゆる「受託者責任」
 1.「忠実義務」の意義
 2.社会的責任投資(Socially Responsible Investmens,SRI)と受託者責任

Ⅴ 税制優遇のあり方-特に、特別法人税について

Ⅵ おわりに

(文献)
森戸英幸『企業年金の法と政策』(有斐閣,2003)
森戸英幸「企業年金の労働法的考察-不利益変更を中心に」(日本労働法学会誌104号,2004)

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