2010-1-7付朝日新聞 オピニオン 私の視点X4に、「印紙税制度 経済に合わずに「不公平」増大」との税理士・佐藤仁視さんのご意見。なるほどと思った。印紙税は日清戦争だったか、日露戦争のときの戦費調達のために、文書に担税力があるとのことでつくられたときいたことがある。
これによると、印紙税は、1624年オランダで初めて採用された由。そのオランダでも今は廃止されていて、米国やドイツにも印紙税は存在しないとのこと。
この論によると「取引があっても文書が作成されなければ、課税されない」また「一つ契約に、契約書を数通作成するとそれら数通のすべてに印紙税がかされる」など、実際に不公平になっているので憲法第14条第1項に反するとのこと。また、消費税や所得税との二重課税になっていることが問題とのこと。誠にもっともだと思う。
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