星野リゾートは、前から関心をもっている。星野氏のことを知ったのは、軽井沢でテレワーク学会の研究発表大会のときである。2003年だったかな。そのときまで全然知らなかった。そのうちに星野リゾートのことを何かと目にするようになった。テレビでも何かと取り上げられている。
そんなことで『星野リゾートの事件簿』を読み、それなりに感動した。今回、中沢康彦著、日経トップリーダー編『星野リゾートの教科書 サービスと利益 両立の法則』(日経BP,2010)を読んだ。何と、サービスの保証書とか、目からうろこ...が紹介されている。それが星野社長の独創ではなく、きちんとした経営学の教科書の実践であるとのこと。これに驚き。「教科書どおりの経営」。
はじめに
第Ⅰ部 星野佳路社長が語る
教科書の活かし方-定石を知り、判断ミスのリスクを最少にする
ステップ1 本を探す 書店に一冊しかないような古典的な本ほど役に立つ
ステップ2 読む 一行づつ理解し、分からない部分を残さず、何度でも読む
ステップ3 実践する 理論をつまみ食いしないで、100%教科書通りにやってみる
第Ⅱ部 教科書通りの戦略-難しそうに見えて、実は効果的である
マイケル・E・ポーター『競争の戦略』
フィリップ・コトラー『コトラーのマーケティング・マネジメント 基本編』
fred Crawford,Ryan Mathews『The Myth of Excellence』
アル・ライズ、ジャック・トラウト『売れるもマーケ 当たるもマーケ マーケティング22の法則』
『ブランドポートフォリオ戦略』
『競争優位のブランド戦略』
『マーケティング戦略』
『戦略サファリ』
『ストラテジック・マインド』
第Ⅲ部 教科書通りのマーケティング-「やるべきこと」をやりきれば、すべて変わる
DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部『いかに「サービス」を収益化するか」
ヤン・カールソン『真実の瞬間」
ドン・ペパース、マーサ・ロジャーズ『ONE to ONEマーケティング」
デービッド・A・アーカー『ブランド・エクイティ戦略』
『ニューポジショニングの法則』
『ブランディング22の法則』
『経験価値マーケティング』
『サービス・リーダーシップとは何か』
『顧客ロイヤルティの時代』
『グロービスMBAマーケティング』
第Ⅳ部 教科書通りのリーダーシップ-すぐに成果は出ないが、必ず成果は出る
ジェームズ・C・コンリンズ、ジェリー・I・ポラス『ビジョナリー・カンパニー』
ケン・ブランチャード『一分間顧客サービス』
ケン・ブランチャード、J.P・カルロス、A・ランドフル『一分間エンパワーメント』
内村鑑三『後世への最大遺物 デンマルク国の話』、『代表的日本人』
『やまぼうし』
『エクセレント・カンパニー』
『口語訳「古事記」完全版』
『Personel』
『イノベーターの条件』
『柔らかい心で生きる』
第Ⅴ部 教科書通りに人を鍛える-「未経験者歓迎」で成長できる理由
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