2010年8月12日木曜日
『私の東京物語』
興味というのは、案外ひょんなきっかけから生まれるものである。昨年の春頃に、会社の迎賓館がウィリアム・メレル・ヴォーリズの作品であり見せて欲しいとの依頼があった。それで仲介の労をとったことからヴぉーリズに魅了された。
この洋館は、もともと朝吹家のものであり朝吹登水子『私の東京物語 蘇る日々-わが家のアルバムから』(文化出版局,1998)にもでてくるとのことでこれを手にしたいと思っていた。読みたい本の順番から今頃になった。この本に随所にでてくる。この本の「ダディの建てた洋館」の章には、1925年に完成となっている。85年たつようだ。
見学をしたのは2009年の5月30日だったかな。校友会の行事があとに控えて何かとあわただしかった記憶がある。ここには従業員クラブの時代にはしばしばいったが、最近はなかなかいく機会がない。
やはり雰囲気のある建物である。ヴォーリズのことを知るにおよび徐々に興味が増している。これを知って以来、京都の教会、レストランなどと福岡の西南学院をみた。神戸女学院をみてみたい。
追記 戦争中は、映画俳優たちの芸名禁止で本名を名乗らせた p209 には何と。
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