現在、水町勇一郎『労働法[第3版]』(有斐閣),2010-3-30)を読んでいる。2007年9月に出た第1版、2008年3月に出た第2版に続いて出たたものである。第1版以来、水町氏のものを読んでいる。何かしらひかれるものがあるようだ。それで、理解力はなんともいえないが『労働社会の変容と再生-フランス労働法制の歴史と理論』(有斐閣,2001)や『集団の再生-アメリカ労働法制の歴史と理論』(有斐閣,2005)も読んだ。
この本の中で、労働関係の規律構造として「労働法の基本的な枠組み」が説明されている。これは第1版から説明されていたように思う。基本的なことなので備忘録的にメモっておく。
①強行法規 民法第90条
②労働協約(←労組法16条)
③就業規則(←労契法12条)
④労働契約
--a.意思表示の合致 民法第91条
b.事実たる慣習 民法第92条
c.任意法規
d.条理・信義則 民法第1条第2項
p62以下
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