2010年5月28日金曜日

若者がクルマを買わない?



 ちらっと日経ビジネスをみた。そこに、クルマを買うのは50歳代、若い人は買わないらしいとの記事。どうも欲しいけど買えない。非正規というか、若いところだけは同一労働・同一賃金で、上の世代の年功序列の賃金配分があるのか収入が少ないので買えないとのこと。クルマくらいならば環境問題などで好ましいことだろうが、これはすべてがそうなっているのだろう。八代尚弘氏『雇用改革の時代』(中公新書)で言っていたが解雇権乱用の法理が既存の労働者を守っているが、全体の労働者にはフシアワセということが現実にはいろいろとあるのだろう。年金の保険料も払えなければ賦課徴収のしくみは維持できない。健在の中高年は今は保護されていると年金をもらう段になると支払ってくれる人がいない、ということになる。若年者の雇用問題は解決しなければならない喫緊の課題だ。若者に雇用の機会がないのに、教頭先生が定年後再就職という新聞の投書欄のことが思い浮かぶ。

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