2010年9月7日火曜日
『職場は感情で変わる』
高橋克徳『職場は感情で変わる』(講談社現代新書,2009-9-20)
『不機嫌な職場』の続編ともいうべき本書を読んだ。
情動と感情の違いになるほどと等、基本的にところに有益な情報があった。というのは、当方がただ単に知らないことがあるということかもしれない。
ちょっとメモッてみる。
「一般的に感情と呼んでいるものは、情動と感情の二つに大きく分けられます」p51
「情動(emotion)は、出来事に対する反応です」p51
「感情(feeling)は情動が認知のプロセスを経ることによって自分のなかに生まれたものです。つまり、おきたことに対して自分がどういう反応をしたのか自分で認知したとき、情動は感情に変わります」p51
「認知行動療法は、自分の認知のフレームを知ること。その認知が出来上がった原因を知ること、それが自分の感情に与えている影響を知ることを重視します。この認知の仕方を変える事で、自分の感情に影響していたものの見方を適正にするとともに、行動化を困難にしていた要因を取り除いていきます」p61
「組織として成り立つには、①共通目的、②協働意欲、③コミュニケーションの三つの要素が必要(バーナード)」P73
「感情には、行動を喚起する力があります」p76
「怒りという感情も、大きな敵から自分たち守るために必要です」p77
目次
はじめに
第一章 組織にも感情が或る
第二章 そもそも感情って、何?
第三章 組織感情をマネジメントする
第四章 組織感情を引き出し、共有する方法
第五章 良い職場、良い会社をつくろう
おわりに
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿