2009年12月27日日曜日

『星野リゾートの事件簿』

 中沢康彦著、日経トップリーダー編『星野リゾートの事件簿 なぜ、お客様はもう一度来てくれたのか?』(日経BP社、2009-6-22)を読んだ。
 十分な調査をしてコンセプトを決めたらブレない。それは、もともと基本的な考え方がしっかりしているからである。お客様に聴く、というのだろうか。立派なものだ。
 星野氏をはじめてみかけたのはテレワーク学会を軽井沢でやったときである。そのときには星野温泉のことは知らなかった。パネルディスカッションのメンバーだったが、そのとき発言は覚えていない。むしろ知事の田中康夫ちゃんのフルネームで自己紹介が印象の残った。
 その後、NHKなどで取り上げられマスコミ登場されるようになった。その頃に講演を聴いたことがある。
 この本では、うまくそれぞれのスタッフの力を引き出す星野氏の手腕がでている。
 また、そのスタッフをやめさせないためのひとつの方策として在宅勤務をとりいれるなど柔軟な発想が嬉しい。

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