朝日新聞(2010-7-28)の五線譜というコラムに「変わらない3杯の酒に乾杯」という記事がでていた。看板もない古びたしもた屋。ここには、社労士の必須研修のあとに、知り合いに連れていってもらったことがある。
そのときには、熱燗のコップ酒の3杯とそれぞれのつまみに感激した。一杯目は、おからとタマネギ酢漬け、そのまえに豆があったかな。二杯目は湯豆腐と納豆。湯豆腐には鱈がはいっていた。
そして、三杯目はお新香がつくのかな。そして、呑み終わると待っておられるお客様がおられますので...と、やんわり退出を促される。記録をみると2009-2-18のことであった。寒いから尚のこと日本酒がうまい。桜正宗だったかな。そのうちにまた行きたいと思いながらなかなか機会がない。
2010年7月31日土曜日
労働法、社会保障法、HR等の記事(2010-7-25~2010-7-31)
2010-7-31 意欲ある若者、就職難 6月失業率 15~24歳 最悪11%台
2010-7-31 残業軽減策は「無駄な事業をなくす」 「最長」の指摘に長妻厚労相
2010-7-30夕刊 失業率5.3%、0.1ポイント悪化 6月求人倍率は改善
2010-7-30 全建国保に90億円請求へ 偽装加入で厚労省 補助金不正分 存続困難な恐れ
2010-7-30 中国スト7割 日系企業で
2010-7-30 介護保険利用者 過去最多468万人
2010-7-30 ルネサス 4千人削減を発表 マイコン分野に重点
2010-7-30 心の病対策 悩む職場 増えるうつ 労災請求は過去最多
2010-7-30 USENが和解 20億円支払いへ 従業員移籍訴訟
2010-7-30 大久保前コーチ解雇 西武 罰金、雄星投手に暴行
2010-7-29 「将来に不安」増加 勤労者相談10年で最多
2010-7-29 厚労省職員 ヘトヘト残業最長「大臣の指示細かい」 イライラ 政務三役に「おごり感じる」48%
2010-7-28 最低賃金 埋まらぬ溝 労使、異例の「延長戦」へ
2010-7-28 年金の紙台帳 7.2億件照合へ 今秋にも開始
2010-7-28 保険料未払い4.5億円 厚生年金保険料
2010-7028 ケアのかたち 家族を支える[中]仕事と両立 制度のおかげ 有休積み立て利用 夜もデーサービス
2010-7-28 喫煙者に扇風機 パワハラと認定 元上司に賠償命令
2010-7-27 介護総費用10年で倍増 厚労省 12年度制度見直しへ検討事項示す
2010-7-27 50代後半の給与 下げ幅拡大方針 国家公務員 人事院、来月勧告
2010-7-27 最低賃金めぐり 連合会長が要望 菅首相と会談
2010-7-27 働く 絶えられない[2]職場の冷房に凍える
2010-7-26夕刊 働く人の法律相談 年休はパートより正社員優先?
2010-7-26 次期社長 公募中! 東証1部上場 ユーシン
2010-7-26 中退者の声「白書」に NPO実態調査「就活に学歴の壁」
2010-7-25 ワールドけいざい 出口見えぬ緊縮財政 アイルランド耐乏2年 縮む経済 赤字減らず 失業・倒産・・・輸出に光
2010年7月19日月曜日
『神学部とは何か』
佐藤優『神学部とは何か-非キリスト教徒にとっての神学入門』(新教出版社,2009-6-10)を読んだ。キリスト教を知りたいということではない。佐藤優の最初の頃の本に、外交官としてモスクワにいたときに役立ったのは、国際政治や国際法の知識ではなく、神学の知見が実際に役立ったというようなことが書かれていて、内容はわからないが何となく学問の本質に迫るというか、一見役に立たないこともきちんと深く考えて身に着けていたら役立つのではないかと思った。つまり、何となくわかるというか。これは神学ほど深遠ではなくても法学でも、ノウハウ本よりもきちんとした体系を持った基本書とか、論文で深く考えたことが役立つというか、そんな雰囲気である。考え方をきちんとできることが実践的というのか。
それで、まさに『神学部とは何か』という本が出たので読んだみたわけである。これで何がというとよくわからない。「人間の限界がわかると、人間社会の限界がわかる。それがわかると..人間は減額を知ると不必要な怖れを抱かなくなる」(P28以下)とか「神学的試行が今やっている仕事と直接つながらないがゆえに、常識では見えなくなっていることに気づき、それによって仕事の役に立つ..」(p171)の記述がそれをあらわしているのかもしれない。実際にきちんと考えることで、他のこともそれなりにきちんと考えることができるということなのかな。
写真は、この本にも紹介されている西南学院の建物である。昨年訪れた。ヴォーリズの作品ということで。
『ストリッパー物語』を観た
のが、つか作品との出会いであった。新人の頃だから1974年とか1975年くらいであろうか。VAN99というところで観た。根岸季衣だったかな、それに平田満、三浦洋一のようだった。風間杜夫もいたような。別段衣装は特別のものではなくトレーニングウェアのような。
暇で何もすることなく休日にでかけたというところだ。それから「熱海殺人事件」も同じところで観たと思う。
それから、つかこうへいの作品を読んだ。よくわからないがテンポはいいし、何かしら刺激がある。
そんなつかこうへい氏が亡くなった。62歳とのこと。確か福岡県の出身であったので改めて調べてみると山田高校の出身とか、なんとなく筑紫が丘と思い違いをしていた。
暇で何もすることなく休日にでかけたというところだ。それから「熱海殺人事件」も同じところで観たと思う。
それから、つかこうへいの作品を読んだ。よくわからないがテンポはいいし、何かしら刺激がある。
そんなつかこうへい氏が亡くなった。62歳とのこと。確か福岡県の出身であったので改めて調べてみると山田高校の出身とか、なんとなく筑紫が丘と思い違いをしていた。
労働法、社会保障法、HR等の記事(2010-7-18~2010-7-24)
2010-7-24 日航更正計画案 固まる 人員削減も難題
2010-7-24 高齢者大半、国保へ 新医療制度案
2010-7-24 フィギュア指導者 不当解雇の訴え 申し立てを却下
2010-7-23 派遣法改正案 八方ふさがり 野党協力難題
2010-7-22 失業者個別支援へ初会合 検討委 首相、雇用重視アピール
2010-7-21 大企業の夏賞与 三年ぶりにアップ 0.55% 経団連集計
2010-7-21 元社保庁15人、提訴へ 「解雇」取り消し求め
2010-7-21 元労働者の敗訴が確定 戦時中 中国人労働者
2010-7-20 働く 耐えられない![1] たばこの煙 体が悲鳴
2010-7-20 やめる教員 年1.2万人 本社調査 公立校、負担増背景か
2010-7-19 就活のススメ 自分を支える力磨こう
2010-7-19 副操縦士を再雇用 スカイマーク 飛行中撮影で解雇
2010-7-18 [社説]共通番号制 目的と利点をくわしく
2010-7-18 携帯電話でストレス測定 体調管理・ゲームに応用 KDDI研究所
2010年7月18日日曜日
『裁判百年史ものがたり』
夏樹静子『裁判百年史ものがたり』(文藝春秋,2010-3-25)を読んだ。読みやすく内容をうまくつかまえられたような気がした。装丁も立派、本そのものに風格がある。
取り上げられているのは、というか目次で示すと
ロシア皇太子襲撃、大津事件
明治天皇暗殺謀議、大逆事件
昭和の陪審裁判
翼賛選挙が無効になった日
帝銀事件、犯罪史に残る大量毒殺
松川事件の十四年
チャタレイ夫人の衝撃
八海事件、三度の死刑判決
悲しみの尊属殺人
永山則夫、十九歳の罪
離婚裁判、運命の一日
被害者の求刑
有名な事件ながらきんちと把握していなかったものや、こんなもの(翼賛選挙....)がなんてものまで大いに参考になった。
夏樹静子の作品を読みたくなった。
2010年7月11日日曜日
労働法、社会保障法、HR等の記事(2010-7-11~2010-7-17)
2010-7-17 男性の育児休業 取得率最高...でも1.72%
2010-7-17 税と社会保障の共通番号制 意見募集 来月16日まで
2010-7-16 日航パイロット退職者追加募集 来月16日まで
2010-7-15 社会保障1.3兆円増容認 11年度概算要求基準 3閣僚方針「歳出71兆円」は堅持
2010-7-15 郵政 正社員化 規模不明 与党敗北で先行き見えず
2010-7-15 精神疾患調査 義務化見送り 職場の自殺・うつ対策 厚労省報告書案
2010-7-15 最低賃金が生活保護以下 二県増え12都道府県
2010-7-15 契約の客室乗務員 ANA採用増
2010-7-15 子ども育って 正社員復帰困難 8歳児の母を調査
2010-7-14夕刊 郵政 正社員化、半数超が応募
2010-7-14 後期高齢者の医療費11.9兆円
2010-7-14 日航、大幅賃下げ提案 パイロット、2~3割削減
2010-7-14 外国人実習生 労災申請に壁
2010-7-14 あなたの安心 同僚がうつ病になったら[5]回復をゆったりと見守って
2010-7-13 協会けんぽ 赤字4800億円 09年度
2010-7-13 上場企業の8割 雇用調整を実施 金融危機後
2010-7-13 あなたの安心 同僚がうつ病になったら[4]まず声をかけて、話を聞こう
2010-7-13 働く 薄日は差したか[16]太陽光が生む幅広い仕事
2010-7-12夕刊 働く人の法律相談 私物の携帯、業務に使ったら? 派遣社員なら派遣元に請求できる
2010-7-12夕刊 会社分割、転籍巡り基準 最高裁
2010-7-12 あなたの安心 同僚がうつ病になったら[3]まず声をかけて、話を聞こう
2010-7-11 あなたの安心 同僚がうつ病になったら[2]まず声をかけて、話を聞こう
2010年7月10日土曜日
労働法、社会保障法、HR等の記事(2010-7-4~2010-7-10)
2010-7-10夕刊 元社員へ賠償要求「提訴自体が不当」最高裁指南
2010-7-10 トップ>社員 年収差100倍超は三社
2010-7-9 [社説]強い社会保障 若い世代に焦点を当てよう
2010-7-9 高校に就職支援のプロ 人事経験者やカウンセラー
2010-7-8 年金型生保の二重課税 所得税、時効分も返還 財務相方針
2010-7-8 [社説]二重課税訴訟 不公正を排すためには
2010-7-8 天下りパワハラ 和解
2010-7-8 IT業界の労組結成
2010-7-7 介護事業所案内 手数料廃止 厚労相表明
2010-7-7 介護保険 末期がんにも 周知不測・認定スピード課題
2010-7-7 生命保険金「二重課税」判決 誤徴収救済 時効の壁
2010-7-7 ゼミ指導准教授 諭旨解雇の処分 「ドブスを守る会」問題
2010-7-6夕刊 生命保険金の年金受け取り 所得税取り消し「相続税と二重」認定 最高裁判決
2010-7-6 国交省系 建設弘済会・空港整備協 最大天下り先 解散へ 3年いない 3800人に転職促す
2010-7-6 働く 薄日は差したか[9]植物工場、定年後も活躍 林業効率化、若者に技術指導
2010-7-5夕刊 働く人の法律相談 「新卒切り」どうすれば? 合理的な理由がなければ無効
2010-7-4 2010参院選 思いをどこへ ②子育て支援 手当、喜んでいいものか
2010-7-10 トップ>社員 年収差100倍超は三社
2010-7-9 [社説]強い社会保障 若い世代に焦点を当てよう
2010-7-9 高校に就職支援のプロ 人事経験者やカウンセラー
2010-7-8 年金型生保の二重課税 所得税、時効分も返還 財務相方針
2010-7-8 [社説]二重課税訴訟 不公正を排すためには
2010-7-8 天下りパワハラ 和解
2010-7-8 IT業界の労組結成
2010-7-7 介護事業所案内 手数料廃止 厚労相表明
2010-7-7 介護保険 末期がんにも 周知不測・認定スピード課題
2010-7-7 生命保険金「二重課税」判決 誤徴収救済 時効の壁
2010-7-7 ゼミ指導准教授 諭旨解雇の処分 「ドブスを守る会」問題
2010-7-6夕刊 生命保険金の年金受け取り 所得税取り消し「相続税と二重」認定 最高裁判決
2010-7-6 国交省系 建設弘済会・空港整備協 最大天下り先 解散へ 3年いない 3800人に転職促す
2010-7-6 働く 薄日は差したか[9]植物工場、定年後も活躍 林業効率化、若者に技術指導
2010-7-5夕刊 働く人の法律相談 「新卒切り」どうすれば? 合理的な理由がなければ無効
2010-7-4 2010参院選 思いをどこへ ②子育て支援 手当、喜んでいいものか
2010年7月9日金曜日
『労働市場改革の経済学 正社員「保護主義」の終わり』
八代尚弘『労働市場改革の経済学 正社員「保護主義」の終わり』(東洋経済新報社,2009-12-3)を読む。
労働市場改革の必要性を感じる。一番の問題は、非正規社員問題である。これをじっくり考えたいと思い読んだ。以下、目次とメモである。
はじめに
(規制強化論の前提)
低賃金の非正規労働者を雇用して利益をあげる大企業
正規・非正規労働者に共通した利益を守る労働組合
の対立構造
長期雇用保障を前提とした労使間での基本的な利益の一致の多いことを無視
むしろ「労・労」対立
規制強化論では、雇用情勢の悪化の下で、それによって雇用機会がいっそう減少し、正社員になれるどころか、非正規社員の仕事も失われる
経済社会環境の変化にもかかわらず、過去の...日本的雇用慣行を、大企業の労働組合と経営者がともに固守しようとしていることが、さまざまな雇用格差を引き起こしている要因である
序章 労・労対立-古くて新しい問題
「政策の不作為」という失敗
雇用の安定は法律だけでは守れない
古くからあった「労・労対立」
解雇リスクの身分差
大企業の男性世帯主社員だけが公平に扱われる
ホーク・シェアリングには労使とも消極的
低成長への移行は何をもたらすか
非正社員と正社員の格差是正
派遣問題の本質とは
日本的雇用慣行のサステナビリティ
少子化は社会の歪みのあらわれ
ワーク・ライフ・バランスはなぜ進まないか
高齢者の経験を活かすために
非正社員には不十分なセーフティ・ネット
なぜ非正社員の声は政策に反映されなのいか
同一労働・同一賃金を徹底せよ
第1章 なぜ今、労働市場の改革が必要なのか-環境変化への対応
第2章 非正規社員問題とは何か-同一労働・同一賃金の徹底を
第3章 派遣労働禁止では誰も救われない-派遣労働者保護法への転換を
第4章 日本的雇用慣行の光と影-低成長時代への対応
第5章 こうすれば少子化は止められる-男女双方の働き方の改革を
第6章 男女共同参画とワーク・ライフ・バランス-最大の障害は日本的雇用慣行
第7章 エイジフリー社会実現に向けて-高齢者に「中間的」な働き方を
第8章 非正規社員重視のセーフティ・ネット改革-雇用保険を医療保険型に
第9章 公共職業安定所と労働行政の改革 -労働行政も「選択と集中」を
参考文献
おわりに
労働市場改革の必要性を感じる。一番の問題は、非正規社員問題である。これをじっくり考えたいと思い読んだ。以下、目次とメモである。
はじめに
(規制強化論の前提)
低賃金の非正規労働者を雇用して利益をあげる大企業
正規・非正規労働者に共通した利益を守る労働組合
の対立構造
長期雇用保障を前提とした労使間での基本的な利益の一致の多いことを無視
むしろ「労・労」対立
規制強化論では、雇用情勢の悪化の下で、それによって雇用機会がいっそう減少し、正社員になれるどころか、非正規社員の仕事も失われる
経済社会環境の変化にもかかわらず、過去の...日本的雇用慣行を、大企業の労働組合と経営者がともに固守しようとしていることが、さまざまな雇用格差を引き起こしている要因である
序章 労・労対立-古くて新しい問題
「政策の不作為」という失敗
雇用の安定は法律だけでは守れない
古くからあった「労・労対立」
解雇リスクの身分差
大企業の男性世帯主社員だけが公平に扱われる
ホーク・シェアリングには労使とも消極的
低成長への移行は何をもたらすか
非正社員と正社員の格差是正
派遣問題の本質とは
日本的雇用慣行のサステナビリティ
少子化は社会の歪みのあらわれ
ワーク・ライフ・バランスはなぜ進まないか
高齢者の経験を活かすために
非正社員には不十分なセーフティ・ネット
なぜ非正社員の声は政策に反映されなのいか
同一労働・同一賃金を徹底せよ
第1章 なぜ今、労働市場の改革が必要なのか-環境変化への対応
第2章 非正規社員問題とは何か-同一労働・同一賃金の徹底を
第3章 派遣労働禁止では誰も救われない-派遣労働者保護法への転換を
第4章 日本的雇用慣行の光と影-低成長時代への対応
第5章 こうすれば少子化は止められる-男女双方の働き方の改革を
第6章 男女共同参画とワーク・ライフ・バランス-最大の障害は日本的雇用慣行
第7章 エイジフリー社会実現に向けて-高齢者に「中間的」な働き方を
第8章 非正規社員重視のセーフティ・ネット改革-雇用保険を医療保険型に
第9章 公共職業安定所と労働行政の改革 -労働行政も「選択と集中」を
参考文献
おわりに
2010年7月7日水曜日
都市対抗野球関東代表決定戦最終(7/7)
2010年7月6日火曜日
梅棹忠夫亡くなる タッチで書くことから世界が広がった
先ほど夕刊のトップで「梅棹忠夫さん死去 民俗学者、文化勲章受賞 90歳」との記事を見た。
梅棹忠夫は、なんと言っても私にとっては『知的生産の技術』(岩波新書)である。たぶん、10数回は読んだ。そして、ペンからタッチへがワープロやパソコンへの近づきのきっかけとなった。読んだのは学生時代で、ワープロもパソコンもなかった。ひらかなタイプライターに憧れたが買うほどではなかった。会社に入り同期生と『知的生産の技術』の話をしていたらB6のカードキャビネットを三個一万円で譲ってくれるとのこと。その同期生は、それをタイプライター購入の資金の一部とすると。その同期生は、現在福岡大学の教授をやっていて昨年それこそ何十年ぶりかで福岡で会った。そのときにこの話をしたらぜんぜん覚えていないとのこと。
昭和53年にワープロが出た。当時600万円くらいかな。後継機が半額くらいになり事業所に入った。昭和56年の頃のように思う。はじめてキータッチで文章を書いたがなかなかうまくかけない。改めて『知的生産の技術』を取り出したように思う。実際には、山本直三さんの『日本語ワードプロセッサー活用法』(ビジネスオーム)のなかに書かれていてタッチタイプのやり方を参考に練習をした。一週間くらいで大体できるようになった。スピードはその後徐々に上がった。手元はみないで頭のなかで思い浮かべて文章を書くと簡単にキータッチができるようになった。これで私の知的生産の技術が上がった。その後、パソコンになってもキータッチができるのでみようみまねでパソコンも操れるようになった。もともとパソコンは、コンセプト、キータッチ、そして最後にプログラムかな。コンセプトというのは、今までないものを理解するということである。ワープロをやったことで、これらの概念(コンセプト)を体感、キータッチはOK、あとはbasicなどみようみまねでいくらかできるようになった。そのうちにプログラムは不要となった。
梅棹忠夫は、なんと言っても私にとっては『知的生産の技術』(岩波新書)である。たぶん、10数回は読んだ。そして、ペンからタッチへがワープロやパソコンへの近づきのきっかけとなった。読んだのは学生時代で、ワープロもパソコンもなかった。ひらかなタイプライターに憧れたが買うほどではなかった。会社に入り同期生と『知的生産の技術』の話をしていたらB6のカードキャビネットを三個一万円で譲ってくれるとのこと。その同期生は、それをタイプライター購入の資金の一部とすると。その同期生は、現在福岡大学の教授をやっていて昨年それこそ何十年ぶりかで福岡で会った。そのときにこの話をしたらぜんぜん覚えていないとのこと。
昭和53年にワープロが出た。当時600万円くらいかな。後継機が半額くらいになり事業所に入った。昭和56年の頃のように思う。はじめてキータッチで文章を書いたがなかなかうまくかけない。改めて『知的生産の技術』を取り出したように思う。実際には、山本直三さんの『日本語ワードプロセッサー活用法』(ビジネスオーム)のなかに書かれていてタッチタイプのやり方を参考に練習をした。一週間くらいで大体できるようになった。スピードはその後徐々に上がった。手元はみないで頭のなかで思い浮かべて文章を書くと簡単にキータッチができるようになった。これで私の知的生産の技術が上がった。その後、パソコンになってもキータッチができるのでみようみまねでパソコンも操れるようになった。もともとパソコンは、コンセプト、キータッチ、そして最後にプログラムかな。コンセプトというのは、今までないものを理解するということである。ワープロをやったことで、これらの概念(コンセプト)を体感、キータッチはOK、あとはbasicなどみようみまねでいくらかできるようになった。そのうちにプログラムは不要となった。
2010年7月5日月曜日
沼上幹の講演会(7/2)
経営戦略の考え方だったか、沼上幹の講演会にいった。7/2のこと。約600名の聴衆。写真をみたことがあり、その人物から直接話を聴いた。歯切れがよく何かしらわかったようになった。改めてきちんと著書を読んでみたい。
沼上幹という経営学者の名前を知ったのは、金井壽宏、米倉誠一郎、沼上幹編『創造するミドル』(有斐閣,1994)である。ここに「卒業式を「自由な人生」の葬式だと思っている学生諸君へ」との文を載せている。この本は、もともと経営研究会だったかの勉強会のテーマでミドルを扱ったときに、メンバーの北山卓郎さんから教えてもらった金井壽宏『変革型ミドルの探求』(白桃書房)からの関心からである。当時、私もミドル、そして今もかな。もうすぐ卒業するが。
それで沼上幹『液晶ディスプレイ技術革新史 行為連鎖システムとしての技術』(白桃書房)を読んだり『組織戦略の考え方』などを読んだ。それなりの関心をもっていた。
それで講演会のお知らせがあったときには、すぐに申し込んだ。話はうまい。レジュメの資料があらかじめ準備されていたが見たときには何がなにやらよくわからなかった。話を聴いてようやく理解ができはじめた。たぶん、今出ている本を読んだもこの講演を聴いたので理解できるだろう。
沼上幹という経営学者の名前を知ったのは、金井壽宏、米倉誠一郎、沼上幹編『創造するミドル』(有斐閣,1994)である。ここに「卒業式を「自由な人生」の葬式だと思っている学生諸君へ」との文を載せている。この本は、もともと経営研究会だったかの勉強会のテーマでミドルを扱ったときに、メンバーの北山卓郎さんから教えてもらった金井壽宏『変革型ミドルの探求』(白桃書房)からの関心からである。当時、私もミドル、そして今もかな。もうすぐ卒業するが。
それで沼上幹『液晶ディスプレイ技術革新史 行為連鎖システムとしての技術』(白桃書房)を読んだり『組織戦略の考え方』などを読んだ。それなりの関心をもっていた。
それで講演会のお知らせがあったときには、すぐに申し込んだ。話はうまい。レジュメの資料があらかじめ準備されていたが見たときには何がなにやらよくわからなかった。話を聴いてようやく理解ができはじめた。たぶん、今出ている本を読んだもこの講演を聴いたので理解できるだろう。
2010年7月4日日曜日
腰、肩、首などの凝り、痛み
ここ数週間、身体の調子が悪い。腰が痛い、足がしびれる。肩が凝る。手がしびれる。整骨院にいったら楽になった。身体が曲がっているらしい。姿勢には気をつけているつもりが筋力が衰えているのか、いびつになっているらしい。パソコンが悪いのかもしれない。良い姿勢がどうやって保てるのか。加齢による筋力などの衰え。無理をしないことかな。
肩凝りは、夏目漱石以来とか。うーん、肩凝りはつらい。なんとも鈍い痛みというか、違和感というか。土光さんのように肩凝りとかなんとかは知らない、ならばいいのだが。
肩凝りは、夏目漱石以来とか。うーん、肩凝りはつらい。なんとも鈍い痛みというか、違和感というか。土光さんのように肩凝りとかなんとかは知らない、ならばいいのだが。
パールボウルをTV観戦
夕食時にテレビをかけたらアメフトの試合。パールボウルとのこと。ゲームが面白い。手に汗握る感じである。観戦客もいつもなく多いらしい。アメフトも浸透しているのか。母校の関係でアメフトの試合を観るようになった。これがいい。少しルールもわかりゲームが楽しめる。一番最初にみたのは横浜ボウル。もう何年前だろうか。横浜ボウル前夜祭なるイベントをやったりした。それも懐かしい。
本年の校友会総会・懇親会無事終わる
昨日,7月3日(土)母校の神奈川県校友会の総会・懇親会があった。事務局として走り回り終わってホッとしたところである。でき得る限りのメディア(電子メール、ホームページ、BBS,SNS,広報誌、口コミ等)を使いお誘いをした。いろいろとご都合もあり千三つの世界である。
多くのいろいろな人たちが集うからこそ楽しくてためになる。そのために勧誘にも力が入る。単に数が揃うのではなく多くの人がこられるからこそ動的情報が生まれる。
目標数字は、ほぼ達成か。(厳密にいうとあるラインは超えられなかった。つまりラインは101名以上だったが100名であった。ただし来賓を合わせると114名。速報値)昨年が約60名、来賓を合わせて80名弱だったのでかなりの増員であった。
雰囲気もそれにあわせたのか盛り上がった。やはり何かしら勢いがあるのかもしれない。若い人たちもきてくれた。
狙いは、校友会は、楽しくてためになる。次も来ようである。多くの人が集うことで多様な情報が創造される。(動的情報)日頃は接しない学縁ネットワークは、弱いつながりながら強いものとなる。グラノベターの「「弱さの強さ」のパラドックス」である。「弱い連結のほうが、広くつながるという目的に対しては、強い連結よりも強いのである」(金井壽宏『ニューウェーブ・マネジメント 思索する経営』(創元社,1993 p232~))
ところで、宴の後の作業は、ホームページに作成。mixiコミュニティへ報告。サンキューメールとアルバムづくり。昨日、参加された皆さんへのメールでのお礼、それも一人一人顔を思い浮かべて個々にお話をするような感じである。同報メールで同文では何か通りいっぺんになると、それでそれぞれとの会話ということでやった。やはり時間がかかる。午前中からはじめたが午後に及んだ。それと同時に写真のアルバムをつくり、それを参加メンバー限定ということでお知らせすることである。これが意外に手間取る。いっせいに連絡するためのアドレスの束をつくる。うーん、やはり時間がかかった。
あとは欠席された方とのコンタクトというかご報告をどうしょうか。あまりやるのもしつこいし、それかといって欠席だからそれで終わりではなんとなく寂しい。その人との関係もある。なにごとも報告が難しい。
こんな作業の中、どうも我々がやっていることが気に入らない連中が何かと言っているという話が聞こえてきた。意外な活動に切歯扼腕なのか、悪口を流しているらしい。どうしようもない連中だ。まあ、それも予想外の活動成果に対する勲章かもしれない。我々の活動が気になって仕方がないらしい。ここでこんな風に書いておくとその反応がどうなるのか。まあ、言わしておけば良い。しかし、責任は取ってもらわないといけない。
2010年7月3日土曜日
「校友の集い」打ち合わせ(7/2)
本日,7/3の「校友の集い」は、幹事会やメーリングリストで打ち合わせをやってきたが、どうもメールは徹底していないようだ。それで急遽、前日にあたる7/2に鳥よしで打ち合わせを行った。やはりメールが徹底していない。考え方が必ずしも一致していない。メーリングリストに情報を一元化したつもりが相互に電話やFAXで連絡をとり部分最適をめざされたがそれが全体最適とはなっていない。会の進め方の考え方にいろいろと相違がある。そんなかんなで打ち合わせを行うことがかなり修正ができた。これからもメールで徹底の基本で進めたいがどうもこんな機会も必要のようだ。
北野弘久さん亡くなる
ここしばらく新聞を積読のままであった。6/22の新聞の訃報欄に、北野弘久さんが亡くなったことがでていた。6/17に亡くなられた由。79歳。
北野税法学との出会いは、新入社員の頃である。給与担当をしていて所得税の源泉徴収もやっていた。そんなときに税務調査がはいった。それですくなからず税法関係のものに目が行くようになつたときに手にしたのが北野弘久『(増補)税法の基本原理』(中央経済社)である。学生時代に持っていた『岩波講座 現代法』にも論文が出ていたので名前を覚えていたのかもしれない。
たぶん、この本に収録されていたかと思うが「租税法律主義の具体的内容の理論」に感銘を受けた。というのは北野さんが学生時代に、憲法研究会で租税法律主義について、天皇主権である大日本帝国憲法と、国民主権である日本国憲法では、租税法律主義の条文はあまりかわらないが内容がどう変わったのかを探求したものである。こういうことを疑問に思うことに少なからざる刺激をうけた。
北野さんは、憲法の視点から税法を探求、研究されている。これもなるほどと思った。無味乾燥な税法の条文が何かしら輝きをますようなそんなかな時だった。それで北野さんの論文を片っ端から読んだ。面白かった。新財政法学という使途面と徴収面を統合した理論、なかなか魅力的である。
そんな北野さんと大学法学部の同窓会でお会いすることができた。あこがれの北野さんとお話ができたのはもう何年前だったかな。虎ノ門パストラル。三木義一さんともお話をした。あのときに『税法学原論』の改訂版を遺書のつもりで出す予定とかいっておられた。その『税法学原論』は確かその後の改訂がなされたようだ。
そんなことを訃報をみながら思い出した。
北野税法学との出会いは、新入社員の頃である。給与担当をしていて所得税の源泉徴収もやっていた。そんなときに税務調査がはいった。それですくなからず税法関係のものに目が行くようになつたときに手にしたのが北野弘久『(増補)税法の基本原理』(中央経済社)である。学生時代に持っていた『岩波講座 現代法』にも論文が出ていたので名前を覚えていたのかもしれない。
たぶん、この本に収録されていたかと思うが「租税法律主義の具体的内容の理論」に感銘を受けた。というのは北野さんが学生時代に、憲法研究会で租税法律主義について、天皇主権である大日本帝国憲法と、国民主権である日本国憲法では、租税法律主義の条文はあまりかわらないが内容がどう変わったのかを探求したものである。こういうことを疑問に思うことに少なからざる刺激をうけた。
北野さんは、憲法の視点から税法を探求、研究されている。これもなるほどと思った。無味乾燥な税法の条文が何かしら輝きをますようなそんなかな時だった。それで北野さんの論文を片っ端から読んだ。面白かった。新財政法学という使途面と徴収面を統合した理論、なかなか魅力的である。
そんな北野さんと大学法学部の同窓会でお会いすることができた。あこがれの北野さんとお話ができたのはもう何年前だったかな。虎ノ門パストラル。三木義一さんともお話をした。あのときに『税法学原論』の改訂版を遺書のつもりで出す予定とかいっておられた。その『税法学原論』は確かその後の改訂がなされたようだ。
そんなことを訃報をみながら思い出した。
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