2010年8月30日月曜日

ブランチ会


 昨日、8月29日(日)は、鎌倉芸術座内レストランで湘南クラブという公認サークルの集まりがあった。はじめて鎌倉芸術座に行ったが立派な建物である。大船駅から徒歩7,8分くらいのところにある。会場は、レストラン パウゼというものであり施設内の一階にあった。

 今回はいつもの倍くらい集まり(集めた)であり45名とのこと。会費を支払い資料をいただく。参加者資料をみると知り合いのお名前も。それこそ久しぶりの方にあえた。また、今まで通信のみで存じ上げていた方とはじめて対面で挨拶することもあった。もちろんはじめての方との挨拶もあり、ネットワークが少し広がったかな。(資産増殖)



 この会合は、第16回とのこと。昼食時にゲスト等のお話を聴き啓発につとめるということのようだ。予定された講師が身内のご不幸によりピンチヒッターによるお話となった。



 大学の事業の話であり
 1.公私協力方式
 2.文理融合
 3.産官学連携
 4.現キャンパスの改善
 5.スポーツ関係基盤の充実
 という効果があったとのこと。

 その推進力として
 1.現在のままではなんともならん危機感
 2.責任感
 3.社会との関係...
 情熱とのお話であり興味深く感じた。
 ピンチヒッターとしては見事なお話であった。第四次長期計画秘話かな。



 若干の質疑応答の後に、食事をした。ビールで乾杯。スープ、メインの魚料理はなかなか美味。デザートもすばらしい。マネジャーに何か既視感あり、念のため声をかけたら、やはり知っている人であった。以前、社内会合でお世話になったソムリエである。聞くとこのレストランはその方がおられる会社の経営とのこと。「世の中意外に狭いね」(Such a small world!)あちらも驚いておられた。



 その後、スピーカーズコーナーとなる。司会のIさんの絶妙の進行でいろいろな方のお話があった。「株は買うべきか否か」なども。

 終わったあとに、レストランの職員の方からなかなか知的レベルの高い会話ですねとのお話があった。周りの人もそれなりに刺激を受けられたようだ。

2010年8月29日日曜日

中々 追記 題名変更

 昨夜は、イカのさしみにゴーヤの入ったハンバーグ。「中々」をロックで味あう。「中々」が美味い。





追記 昨夜8/28からブログの題を「書斎にて」から「備忘録-書斎にてメモを書く」へ変えた。忘れないようにメモっておくという気楽なものということにした。他の人からはどうみえるかということよりも単に備忘録。ただし、公開されているということは意識をしている。

教養とは


 清水真木『これが「教養」だ』(新潮新書,2010-4-20)を読んだ。県立図書館の新着情報で知った本だ。あまり期待をしていたわけではなかった。読み出してみると、教養の歴史は意外なほど浅いとのこと。それに、もともと「公の立場と私の立場に引き裂かれた人間が、それを統合するために必要な能力」であったとのこと。このあたりから知的興味がもくもくと。そして、この能力たる地位というか、力に快適でシアワセな生活をする意味を見出す。

 以下、抜き書き
 「教養という考え方が登場しましたのは、十八世紀後半...ヨーロッパ..」p10
 「教養とは、「公共圏と私生活圏を統合する生活の能力」のこと」p15
 「職場での役割、家庭での役割、政治の場面での役割の他にもう一つ、...どこで何をしているときにもへんすることのない「自分らしさ」なるものを見つけ出す...「自分らしさ」なるものをあいだに立て、家庭と職場と政治のあいだの折り合いをつける。つまり、生活の「交通整理」をすることが期待された...「自分らしさ」を見つけ出すプロセスと、このプロセスの結果して見出されるはずの「自分らしさ」こそ、本来の意味の「教養」とよぶべきものに他ならない」p41~
「十八世紀の人々が抱いていた居心地の悪さ、あるいは違和感を解消するために要請された教養というものを、しかし、当時の人々は、結局のところ、手にいれることができませんでした」p47
「かつて、古典の価値は、何よりまず、真似するに値するという点に...」p186
 「再生産としての読書」p198~
「基礎教育ですが、幅広い知識ですか、このようなものも、当然、教養とは何のかんけいもありません」p208
「教養を身につけることは、これは困難な作業であるかも知れません。しかし、この困難な作業は、統一感のある居心地のよい生活、おそらくは「幸福な」生活を実現するためには、どうしても必要なことであるに違いない」p210

 -目次-
第1章 手垢にまみれた教養の本当の姿
第2章 「教養」という日本語の考古学
第3章 「輸入の缶詰」を開けてみる
第4章 教養を生まれたままの姿で掘り出そう

2010年8月28日土曜日

労働法、社会保障法、HR等の記事(2010-8-22~2010-8-28)

2010-8-28 子ども手当 実質半減 民主試算 年収800万円世帯の1部
2010-8-28 日韓労組、共同シンポ
2010-8-28 力強さ欠く雇用情勢 「七月の改善 一時的」
2010-8-28 「111歳」の家族 逮捕 長女と孫娘 年金詐取の疑い

2010-8-27夕刊 年金不正受給 推計800人 厚労省調査 死亡・不明の85歳以上
2010-8-27夕刊 失業率0.1ポイント改善5.2% 七月求人0.53倍に上昇
2010-8-27夕刊 強い社会保障へ「参加型」を提唱 10年半厚労白書

2010-8-27 「111歳」家族取調べへ 足立の白骨事件 年金詐取の疑い

2010-8-26 保育ママ 空き公務員宿舎を使って
2010-8-26 ハローワーク改革案「国が全権限維持」厚労省

2010-8-24夕刊 「111歳」の年金詐取容疑 共済組合、家族を刑事告訴

2010-8-24 「外国語2つ」部長の条件 20年度から日本電産

2010-8-23夕刊 働く人の法律相談 懲戒解雇、普通解雇とどう違う? 最も重い懲戒処分 退職金ないなど影響深刻

2010-8-22 雇用対策チーム 首相が設置表明 
2010-8-22 心の病 抱える従業員 企業44%「増加傾向」

2010年8月27日金曜日

夏休み 帰省(第二日目から第五日目)

 実家にいたときにはパソコンがなく、第一日目のホテルでのインターネットサービス以来、ケータイでネットを覗く程度だった。今、板付の空港のくつろぎラウンジでパソコンを使う。搭乗に余裕のあるように着いた。二日目から今日までをメモっておく。

二日目(24日)


 ホテルでの大浴場サービス、朝食サービス、ネットサービスを堪能。
 この手にホテルの大浴場はいい。特に昨夜は呑んだので風呂はパスをしていた。朝、部屋の風呂を準備することなく大浴場でゆっくりとできることはうれしい。
 朝食サービスは、例によりバイキングである。おかゆ、トン汁、魚、野菜、卵など和食中心。ゆっくりといただく。食後はコーヒーである。
 また、ネットサービスがうれしい。メール、ブログ、ニュースなどなど。やはり欠かせない。クラウドだからできる芸当だ。
 そんなこんなで、チェックアウト時間ぎりぎりに出る。もともと時間はたっぷりある。

 暑いこともあり、コンビニに立ち寄る。たまたま『黄昏流星群』を見つける。読む。なにか以前読んだことがある話だが...それなりに楽しめた。『黄昏流星群』はいつも立ち読み。それなりに感じ入る。それからブックオフに立ち寄り何かめぼしいものがないかみる。案外こんなところで欲しいものがみつかることがある。しかし、今回は残念ながら何もみつからない。

 新しくできる博多駅ビルをみながら博多駅交通センターへ移動。ここから都市高速バスに乗ることにしている。二階の乗り場へいき自動販売機で切符を買おうとするが五千円札がうまく使えない。仕方なく三階の乗車券売場へ行く。ここでのやりとりでスイカが使えることがわった。これはいいや。試す。ということは西鉄電車も使えるかなと期待。



 昼間の甘木行きの400番。乗り場は二階である。誰も待っていない。がらがらである。



 都市高速のバスは快適である。高速に乗ってからがなかなか眺めがいい。左手に空港が見える。車内から福岡空港・国際線ターミナルあたりを写す。



 実家の近くの停留所に降りた。昼食は丸天うどんを食べることに決めていた。松屋のうどんだ。丸天うどんとかしわのおにぎり。美味。帰省するとここで丸天うどんが食べられるのがうれしい。



 実家へ着く。親父が待っていた。少し話をする。現在の状態を聞く。

 その後、夜の段取りのために近くの農協スーパーで出かける。野菜サラダのためにレタス、トマト等。酒の肴にかつおを買う。夕食はこれらとありあわせのもので行う。かつおを切り、野菜サラダをつくる。つくるというほどのことはない。それでもいつも親父が作っているので主体的に進められてよかった。

三日目(25日)
 朝食は親父が作ってくれた。昨夜の残りも。

 町の図書館めくばーるへでかける。この図書館は、新しいものが結構読めるので帰省のときには立ち寄ることが多い。現在、図書館にリクエストしているものが棚にならんでいる。塩野七生『絵で見る十字軍』、今野敏『初陣 隠蔽捜査3.5』、村山由佳『ダブル・ファンタジー』、川上未映栄子『ヘブン』である。これらのほかに有川浩『ラブコメ今昔』、村上春樹『村上ラヂオ』、柳広司...など10冊を借りる。持参した水町勇一郎『労働法<第三版>』、『ブレアの戦争』、『国語辞書100年』、網野善彦『無縁・公界・楽』、清水真木『これが「教養」だ』、夏樹静子『花の証言』、つかこうへい『ストリッパー物語』もあり...
うーん何とも。全部は読めないが.....



 昼は冷麺。

 午後は博多へ出かけた。海老原嗣生『学歴の耐えられない軽さ』、今野敏『初陣 隠蔽捜査3.5』を移動中に読み切る。『学歴...』は結構興味深い。玄田有史の批判など、なるほどとうなづける。前著がずいぶん引用されていたこれをあとで読もう。『初陣』は竜崎の同期生伊丹の側から描かれていてなかなか面白い。改めて竜崎の見識に恐れ入る。3.5というところにちょっと違う側からというのであろう。

 夜は、九大で仏教哲学を修めているIさんご夫婦と会食である。奥さんとははじめて。川端の料理屋で料理と酒を楽しむ。(話題は、契約社員の雇い止め、格安チケットの有効利用、蔵書整理等)時間も忘れるくらいで気がつたたら午後十時を過ぎていた。これから田舎まで帰らないといけないが確か遅くまでバスがあったとの記憶を頼りに地下鉄にのった。天神で西鉄電車に乗り換え、朝倉街道からバスだった。まだ一時間くらい最終まではあった。

 西鉄・福岡駅にAPUのPRをみかける。



四日目(26日)
 一日ゆっくり両親と過ごす。

 読み終えた四冊の本『初陣』、秋山庄太郎『女優の肖像』、海老原嗣生『学歴の耐えられない軽さ』、百田尚樹『モンスター』を返却したおりに農協スーパーで夕食関係を買う。塩サバ、豆腐、....など。

五日目(27日)
 村上春樹『村上ラヂオ』、有川浩『ラブコメ今昔』を読了。『村上ラヂオ』はananに連載とか。なんというか力がはいらないでうまい。『ラブコメ...』も読んでいるうちに引き込まれた。村山由佳『ダブル・ファンタジー』は100頁のあたり、塩野七生『絵で見る十字軍』は20頁くらいか。

 午後、親父・お袋におくられて西鉄・筑紫から天神まで乗車。

 天神では、因幡うどんを食す。スイカで決済。



 空港に着く。早速搭乗手続きをする。書店をチェック。それから空港ラウンジだ。このために時間に余裕をとった。メール、ブログなどを。コーヒー、ジュース、水などなど。個室的な囲いのあるビジネスルームがいい。いろいろなラウンジを使うが福岡が一番だ。

 土産は、いわしの明太子である。さつま揚げもいいかなと思ったが、やはり魚につめた明太子がいい。

 いよいよ搭乗へ。オーバーブッキングの可能性ありとのアナウンスあり。すぐに協力を申し出るが15分前までわからないとのこと。うーん、残念ながら(?)、問題は解消したようだ。今日は一時間くらい遅れても良かったのに。まあ、なかなか。

2010年8月24日火曜日

夏休み 帰省(第一日目)

 昨日は、午前中仕事をして午後休暇で福岡へ。定例の会議は侃々諤々ではなく、喧々囂々の感じでまとまることなく(考え方のすり合わせができていなかった。なぜやるのかのところがバラバラ)時間を延長して終わった。そのためにちょっとあわただしく時間が過ぎた。

 昼鈴をまって最寄りの駅へ。駅近くのコンビニでサンドイッチをもとめ駅ホームでジュースを購入ばたばたと昼食をとる。電車は新しい蒲田駅のホームに迷い走って一番ホームへ。電車は国際線の駅を通過しながら羽田駅へ。早速登場手続きとマイレージ登録、すぐにはいりラウンジでコーヒー。第二ターミナルはラウンジが端のほうで何となくめんどう。



 定刻通り搭乗。サービス体制が変わっていてイヤフォーンは申し出制。機内はいつもクラシックを聴きながら読書としている。八塩圭子の案内でホルン関係の曲を聴きながら夏樹静子の朝吹弁護士シリーズを読む。湯茶サービスも基本的に有料。ロハのお茶をお願いする。あわせて機内誌のきれいなものも頼む。JALではビニールの袋にいれてくれたが、今回はむき出しのまま。まあ、もともと無料サービスなので文句はいえない。心遣いの違いかな。そういえば久しぶりにANAに乗る。出張時は、JALが多かったようだ。しかしながら飛行機の旅は快適。定刻前に到着。


 すぐに地下鉄へ。fカードをもっているのでスムース。案内をみるとスイカが使えるようだ。これはいい。博多駅から宿へ向かう。暑いからできるだけ地下街を思っていたがほとんどない。地上を歩く。
 宿で天神への行き方を聞くとここらから天神はバスで100円でいけるとのこと。暑いので歩くのはやめてバスとする。時間に余裕ができたので一階ロビーのパソコンでメールなどをチェック。家に着いた旨のメールもした。

 バスはキャナルシティから大勢の客。満員となる。待ち合わせの地下鉄中央改札へいくのに時間に余裕があり三越の食品売り場をのぞく。何か列をなしているものがある。あまりよくわからないがハラダのラスクとのこと。実家への土産に買う。よくみると群馬県高崎のものらしい。609円。


 そしてようやく本日のメインのKさんと会う。焼き肉で一杯。8/22のボートのインカレを話題に話がはずむ。最初はビールだったがその後は熱燗となる。だいぶ飲みすぎた。Yさんとは時間のできる限り福岡へきたときには連絡を取っている。大学と会社の先輩で、今は悠々自適。ボートをやられている。こうやってたまにお話をするのは楽しい。





 いい気持ちで宿へ帰還。そのままパタンキュー。

2010年8月23日月曜日

第37回ボートインカレ

 昨8月22日(日)戸田ボートコースへ第37回ボートインカレの応援にでかけた。ボートレースを観戦するのが楽しみとなっている。



 暑い、応援にも力がはいる。



 その後、戸田市文化会館で懇親会、これも若い人たちとの交歓がうれしい。今回、若い人たちとスムースに懇談できたことがうれしい。

共通番号制度と国民ID時代にむけたプライバシー・個人情報のあり方

 共通番号制度と国民ID時代にむけたプライバシー・個人情報のあり方の課題と提言とのことで堀部政男情報法研究会の第一回シンポジウムが8月21日(土)東大の福武ホールで行われた。



 情報ネットワーク法学会の研究会の一つであり参加した。先ごろPマークを取得したが、その際に指導を受けたYさんも出席されていた。Yさんは大学時代に堀部先生のゼミとのことで、堀部先生へご紹介をいただいた。『アクセス権とは何か』(岩波新書)の著者との名刺交換は感激である。




 福武ホールは、例の福武さんのご寄付なんだろが設計は安藤忠雄のようだ。コンクリートむき出しの建物が既存の東大の建物と対称をなしなかなかいい。


2010年8月21日土曜日

『この国を動かす者へ』


 佐藤優『この国を動かす者へ』(徳間書店,2010)を読んだ。おもしろい。芸能ネタならぬ官僚、大学教授などの裏ネタがおもしろい。

 ここでは、著者の見識、凄み、深み、それに下品な言葉もちゃんとうまく使えるワザが生かされている。

 佐藤優は、『国家の罠』だったか、気楽に読む始めて魅力に取り付かれた。何かベースがありしっかりと物事をみて述べられている。個人的な体験をそれなりの理論で説いているのだろう。

労働法、社会保障法、HR等の記事(2010-8-15~2010-8-21)

2010-8-21 高齢者医療制度 骨格 75歳以上と現役 同じ保険 国保運営 県単位で
2010-8-21 公務員給与 民主ジレンマ 下げ幅 人勧尊重か 公約優先か
2010-8-21 中途採用者に252.5万円 「ニコ動」ドワンゴ、一時金・寄付

2010-8-19 日産、派遣を直接雇用へ ただし最長2年11ヶ月 ユニオン「安定雇用には程遠い」

2010-8-17 官民交流規制 人事院が緩和 局長級以上は維持
2010-8-17 介護の人手不足 緩和
2010-8-17 医療費35兆3000億円 昨年度70歳以上で44%占める

2010-8-16 働く人の法律相談 社員旅行の参加、強制されたら 研修兼ねれば参加義務、慰安なら強制不可

2010-8-16 日航破綻 経営者に要因 調査委 歴代の不作為指摘
2010-8-16 銀行給与 三年連続減 年603万円 回復途上を反映

2010-8-15 新入社員の半分「海外イヤ」赴任先、内向き意識高まる 産能大調査

2010年8月17日火曜日

『山の遭難』


 ちょっと前に、山で遭難した方を救助するヘリコプターが落ちた。それを取材する人たちも遭難をして亡くなられた。そんなことでこんな本を読んでみた。

 羽根田治『山の遭難 あなたの山登りは大丈夫か』(平凡社新書,2010-1-15)

 はじめに
 第1章 山の遭難小史
 第2章 統計が語る現代の遭難事情
 第3章 救助活動の現場から
 第4章 遭難事故のリアリティ
 第5章 なぜ増える安易な救助要請
 第6章 ツアー登山とガイド登山
 あとがき

 登山の歴史を正確な資料の引用で語る。なかなかわかりやすい。文章は読みやすい。



 最近、山へ行ったのは五月の箱根の神山、冠ケ岳かな。このときは登山というより山歩きという気楽な対応で行き先などもリーダー任せであった。このときでも考えてみれば、滑落、転倒、転落の可能性はなきにしもあらずだ。道迷いだってリーダー任せだったので何かのはずみはぐれることはもないとはいえない。

 小中学校の頃(1960年代)は、近くの山へ遠足ということがあった。登山というには大げさだが、それなりにきつい山登り。高校時代に仲間と古処山に登ったことなどが思い出される。この頃は自然に山に親しむ時代だったのかもしれない。大学のとき(1970年代)にはサークルの夏季旅行というと山にいった。最初は白馬岳を目指したが雨で八方尾根あたりかな。二年目は燕岳、大天井、常念岳かな。この本を読むと1960年代や1970年代に山に親しむ時代だったのかもしれない。そしてそのときに親しんだ団塊の世代が第三次登山ブームをもたらしているのかも。この時代は、学生時代に深田久弥の『日本百名山』に親しみ時間ができてそれらに登ろうかというのは何となくわからないでもない。私はその気はないが。

嗚呼、熱中症...


 今年の夏は暑い。そして熱中症が何かと叫ばれ話題となる。家の中とか..夜とか。嗚呼怖い。ここ十数年、朝は徒歩通勤である。現在は70分位歩く。夏は背中にタオルをいれて歩く。会社に着くとタオルを抜くとすっきりする。もちろんシャワーを浴びるようなわけではないが意外にいい。これもここ数十年のことである。中学生のときに、雪中行軍の際には背中にハンカチをいれると汗を吸い取っていいと教えられたことを思い出して行っている。最初はハンカチ、これならばタオルでということで歩くときに重宝している。だから今まで夏でも歩いてきた。
 ところが今年は歳のせいもあるが朝から暑いときには無理をしないでバス・電車でいくことしている。昨日もそうだ。しばらく歩いていてどうも暑い。これりゃちょっと....ということでバスに乗った。冷房がガンガン効いている。

2010年8月15日日曜日

輿論と世論

 2010-8-14付朝日新聞の夏の基礎講座に、『言論統制』(中公新書)の佐藤卓己・京大准教授が「世論」とのことで話をしているなかで

 輿論(よろん) パブリッシュオピニオン 理性的討議による合意、真偽をめぐる公的関心 
 世論(せろん) ポピュラーセンチンツ  情緒的参加による共感、美醜をめぐる私的心情

 との説明。大正期まではかなりはっきり区別されていたとか。

 以前から気にかかっいた。世論(せろん)だな。

 このように説明をされてよくわかった。今までよくわからないままに受けとめていた。これは反省だな。

 佐藤氏に『輿論と世論』という著者があるようだ。読んでみないと。

終戦記念日に戦争のことを考えることにしているのだが


 今日は、終戦記念日である。ここ数年、この日には戦争のことを考えたいと思っている。しかしながらなかなかきんとは考えれない。たまたま、細谷雄一『倫理的な戦争 トニー・ブレアの栄光と挫折』(慶應義塾大学出版会,2009-11-20)と末川博『平和をもとめて 末川博随想全集第二巻』(栗田出版会,1971-10-25)を少しづつ読んでいるところだ。それに、いつも読み始めながら途中でゆきづまるクラウゼヴィッツ『戦争論』を手に取ったり。写真は,昨年10月に言った大刀洗平和記念館のゼロ戦である。

『倫理的な戦争』
 はじめに はたして、倫理的な戦争などというものが、あるのだろうか。あるいは、『善』なる目的を掲げ、国境を越えて「正義」を実現することは可能だろうか。
 戦争とは、本質的に倫理に背いたものである。それによって多くの一般市民の生命が奪われる。...戦争によって倫理的な目的を達成しようとすることは、そもそも矛盾しているのではないか。」と書き出してはじまる。 

『戦争論(上)』(岩波文庫,1968-2-16)によると「戦争は...その旨とすところは相手に我が方の意志を強要するにある」(p29)
 ここでの「戦争とは何か」は
1.緒言
2.戦争の定義
3.極度の強力行使
4.戦争の目標は敵の防御を完全に無力ならしめるにある
5.彼我双方の力の極度の使用
6.現実における手直し
7.戦争は孤立した行動ではない
8.戦争は継続のないただ一回の決戦から成るのではない
9.戦争とそれから生じる結果とはいずれも絶対的なものではない
10.そこで現実の戦争において確実と認められるところのものが概念における極端なもの絶対的なものに代わるのである
11.そこで政治的目的が再び出現する
12.軍事的行動に停止状態の生じる理由は上述の説明だけではまだはっきりしない
13.軍事的活動を停止し得る理由はただ一つある、そしてこの理由は常に一方の側だけに有るように思われる
14.このような事情は軍事的行動に或る種の連続性を与えこの連続性はまたしても彼我双方の行動を極度に至らしめるかのように思われる
15.そこで両極性という原理を立てることが必要になる
16.攻撃と防御とは種類と強弱を異にする二個の相異なるものであるからこれに両極性の原理を適用することはできない
17.一般に防御は攻撃よりも強力でありかかる事情が両極性のはたらきをしばしば消滅さる、また軍事的行動に停止状態の生じる理由もこれによってよく説明されるのである
18.軍事的行動を停止せしめる第二の理由は不完全な状況判断にある
19.軍事的行動が頻繁に停止されると戦争はその絶対的な形態からますます遠ざかって確からしさの計算となる
20.それだから戦争を博戯たらしめるにはこれに偶然が付け加わりさえすればよい、ところが戦争に偶然は付き物なのである
21.戦争はその客観的性質から行って博戯であるがしかしまたその主観的に性質から言ってもやはり博戯となる
22.このことは一般に人間の精神によく合致する
23.とは言え戦争はやはり厳粛なる目的を達成するための手段である。戦争のいっそう詳細な規定
24.戦争は政治におけるとは異なる手段をもってする政治の継続にほかならない
25.戦争には二通りの種類がある
26.これら二種の戦争はいずれも政治的行動と見なされてよい
27.上述の見解から引き出された結論は戦史の理解に役立ちまた戦争の理論の基礎を成すものである
28.戦争理論に対する成果

『平和をもとめて』
 この本の最初の頁に、「立命館大学校庭「わだつみの像」の前で(昭和40年(1965)12月)」とあり末川さんとわだつみの像がでている。
 今年の5月、立命館大学を訪れた際に、国際平和ミュージアムのわだつみの像の前で。

 在学中は、広小路キャンパスの研心館前のわだつみの像が壊されて、研心館の二階にあった図書館に安置されていた。在学中はずっとそのままで、その後再建された。

2010年8月14日土曜日

ADRの手引き



 河野順一、寺田知佳子『労働関係紛争における「裁判外紛争解決」の手引き』(中央経済社,2009-9-1,688頁)をやっと読み終えた。昨年から何度も図書館から借りての読書である。事例研究は、紛争解決手続代理業務試験のために購入した『特定社会保険労務士試験 模擬問題集 紛争解決手続代理業務試験-平成20年度試験対応版-』(酒井書店・育英堂,2008-9-10)と大部分が同じである。判例の引用は、かなり略されており改めてきちんと研鑽の要ありかな。ただし、この著者の本は、どれも同じだが参考文献の表示がないので学習の便からすると不便かな。それに何か適当に要約されているようで今ひとつ突っ込んでいないようにも思える。まあ、これだけのものをまとめて提示されることが参考にはなる。

 -目次-
第1部 裁判外紛争解決手続き(ADR)制度とその周辺
 第1章 労働関係紛争の種類と傾向
 第2章 労働関係紛争処理機関と制度概要
 第3章 解雇予告手当て事件にみる紛争調整委員会による「あっせん」
 第4章 降格をめぐる事件にみる労働審判制度
 第5章 休業手当の残り40%の支払事件にみる少額訴訟
 第6章 通常訴訟の概要
 第7章 仮処分申立

第2部 ADR事例研究-セレクト25
 雇止め
 時間外手当
 管理監督者と時間外手当
 整理解雇
 有期労働契約と試用期間
 退職の意思表示
 経歴詐称
 解雇権の濫用
 競業避止義務と退職金
 競業避止義務と懲戒解雇
 私傷病と労務提供の受領拒否
 休職命令を発し得る条件(治癒)
 配転
 セクシュアルハラスメント
 心裡留保
 企業内秩序遵守義務違反
 年次有給休暇と時季変更権
 降格
 勤務不良
 電子メールやインターネットの私的利用
 私生活上の非行
 偽装請負
 内部告発
 出向元の使用者責任

労働関係の規律構造

 現在、水町勇一郎『労働法[第3版]』(有斐閣),2010-3-30)を読んでいる。2007年9月に出た第1版、2008年3月に出た第2版に続いて出たたものである。第1版以来、水町氏のものを読んでいる。何かしらひかれるものがあるようだ。それで、理解力はなんともいえないが『労働社会の変容と再生-フランス労働法制の歴史と理論』(有斐閣,2001)や『集団の再生-アメリカ労働法制の歴史と理論』(有斐閣,2005)も読んだ。

 この本の中で、労働関係の規律構造として「労働法の基本的な枠組み」が説明されている。これは第1版から説明されていたように思う。基本的なことなので備忘録的にメモっておく。

 ①強行法規               民法第90条
 ②労働協約(←労組法16条)
 ③就業規則(←労契法12条)
 ④労働契約
     --a.意思表示の合致      民法第91条
      b.事実たる慣習       民法第92条
      c.任意法規
      d.条理・信義則       民法第1条第2項
 
  p62以下

三池工業 初出場・初優勝のことなど

 野球の甲子園大会が行われている。最近はあまり熱心に観ることはない。甲子園大会での強烈な印象は昭和40年の夏の大会で初出場の三池工業が優勝したときのことだ。中学三年生で野球部だった。野球の公式行事の郡市大会は既に七月に終わり一回戦惨敗であった。その日は、負けたショックからか午後は身体がだるく横になったら起きられなかった。三年間の疲れがどっと出た、そんな感じだった。

 当時は少年の憧れが野球だった。中学にはいり野球部にはいったが、そのときには何かしら躊躇いもあった。自分程度が野球部なんてというような感じだ。たまたま敷居を低くするような周りの誰彼も野球部へという風潮で入れた。当時、一学年220名、男性がその半分、そしてその半分の50数名が入部したように思う。それが一年生は体力づくりとかで走らされるばかりとかなどでいつの間にか10名程度、最終的には8名となった。うまい下手を問題にする以前に絞られた。そうやって三年間を野球、野球で過ごした。朝から、午後から、場合により休日なども。それでも公式戦である郡市大会一回戦を三年間一度も勝ったことはなかった。

 そんな頃、一応野球部あがった夏休み甲子園大会で初出場の三池工業高校が優勝した。一回戦をテレビでみた記憶がある。投手上田の背番号が11であったこともよく覚えている。ショート池田が最初にエラーをしたがその後活躍をしたことも。その頃、今まで何かと熱を出す原因であった扁桃腺を切る手術のために入院をした。全身麻酔で行うということでの入院だ。数日いたのかな。手術のあとかベッドで寝ているときに病院中が甲子園での野球に熱狂していた。テレビ室というかテレビコーナーがありそこに人々が集まり観戦をしていた。大きな歓声があったように思う。



 その頃のことを思い出させる澤宮優『炭鉱町に咲いた原貢野球 三池工業高校 甲子園優勝までの軌跡』(現代書館,2004-,-10)を読んだ。先に書いた『昭和の仕事』から手繰り寄せられてこの本を知った。早速、リクエストをして昨日受け取って、そのまま読了した。昭和38年の炭塵事故のことや昭和35年の労使紛争のことも出てくる。当時のことを振り返りながら読めた。時代を共有しているからであろうか。また、p66に「昭和39年の秋の九州大会南部大会では...一回戦朝倉高校に七対〇」との記述がある。

   本の目次
 プロローグ
 第一章  大牟田という町
 第二章  熱血指導の始まり
 第三章  甲子園までの序章
 第四章  いざ甲子園
 第五章  選手たちの証言
 第六章  奇跡への序章
 第七章  まさかのボーク
 第八章  ベストう4進出
 第九章  運命の決勝戦
 第一〇章 快挙は再び起こらず
 三池工と現在の高校野球-あとがきにかえて
 参考資料



 ここでの原野球は、先制攻撃である。チーム一番の強打者は三番に位置づけ点数を早めに取っていく。先攻、後攻は、当然先攻優先。ただ、このときに甲子園では後攻がゲンがよかったらしい。バントはあまりしない。そんなところだ。

 原貢は、立命中退である。以前何かの週刊誌で読んだ。何かしら野球部の理不尽なところに不満で辞めたとかだった。当時は野球ではいれたのだろうか。この本にでてくる原貢監督は理不尽で暴力をふるう。何かしら情報が違うのかもしれない。

 原貢は、その後この甲子園の優勝で東海大相模高校に招聘された。その後、東海大相模は甲子園の常連校となっている。監督しての指導力なんだろう。この本によれば高校野球は監督力が7割、投手力が2割、そしてチーム力が1割とのこと。この本を読むと恐怖政治であるが慕われているさまが描かれている。それに積極姿勢。バントはしない。一つの方向というか姿勢であろう。こんなところが東海大の松前重義氏に気に入られたようだ。原貢氏も野望があり、それを受け入れ一時代を築き、息子を野球選手として大成させたのか。

2010年8月13日金曜日

野球界の悲喜こもごもかな


 図書館で新着情報を調べていたら澤宮優『昭和の仕事』というものがひっかかった。雇用社会の法などに関心をもつから仕事というキーワードでひっかかった。著者プロフィールをみると、野球関係のものも多い。三池工高が甲子園で優勝したものもある。とりあえず開架されたもので借りてきたのが、『記録より記憶に残る野球狂列伝』(河出書房新社,2009-3-20)である。これを読んでいるときにリクエストをしていた『ドラフト1位 九人の光と影』(河出書房新社,2008-12-20)が届いた。この二冊を一気に読んだ。

『記録より記憶に残る野球狂列伝』
 野田浩司  奪三振日本記録
 山内和宏  難波のエース
 阿波野秀幸 伝説の10.19
 中井康之  代打代走ヤジ将軍
 島本講平  二代目コーちゃん
 小田野柏  球界初の天覧ホームランを打った男
 永野吉成  スカウト

『ドラフト1位 九人の光と影』
 島野 修  「ブレービー」に入ったパイオニア
 大森 剛  未完の大砲からスカウトへ
 野中徹博  悲願の一勝
 黒田真二  ホーナーの打撃投手
 澤井良輔  東の澤井、西の福留
 高木大成  1番、走れる捕手
 荒川 尭  暴漢と「三角トレード」
 小林秀一  巨人の1位指名を拒否した唯一の男
 志村 亮  幻のドラフト1位?のサラリーマン人生

 全体に光というより影のほうが多いかな。それでなければ読み物になりにくいのかもしれない。ざぁーと読んでもともと知らない人が大半でそれほどのめりこむことなく読んだ。

 それぞれの考え方、生き方、などに触れられて興味深い。

 そういえば島野修は今年なくなったのではなかった。ここには療養中とあった。荒川のことは知っていたが、そこにこんなドラマがあったは驚き。また、長野県の出身とは。

2010年8月12日木曜日

『私の東京物語』



 興味というのは、案外ひょんなきっかけから生まれるものである。昨年の春頃に、会社の迎賓館がウィリアム・メレル・ヴォーリズの作品であり見せて欲しいとの依頼があった。それで仲介の労をとったことからヴぉーリズに魅了された。

 この洋館は、もともと朝吹家のものであり朝吹登水子『私の東京物語 蘇る日々-わが家のアルバムから』(文化出版局,1998)にもでてくるとのことでこれを手にしたいと思っていた。読みたい本の順番から今頃になった。この本に随所にでてくる。この本の「ダディの建てた洋館」の章には、1925年に完成となっている。85年たつようだ。



 見学をしたのは2009年の5月30日だったかな。校友会の行事があとに控えて何かとあわただしかった記憶がある。ここには従業員クラブの時代にはしばしばいったが、最近はなかなかいく機会がない。



 やはり雰囲気のある建物である。ヴォーリズのことを知るにおよび徐々に興味が増している。これを知って以来、京都の教会、レストランなどと福岡の西南学院をみた。神戸女学院をみてみたい。



追記 戦争中は、映画俳優たちの芸名禁止で本名を名乗らせた p209 には何と。

労働法、社会保障法、HR等の記事(2010-8-8~2010-8-14)


2010-8-14 無理なローン家失う 09年度 6万戸が競売に
2010-8-14 三越伊勢丹決算 営業利益22倍に 4~6月、人件費減で

2010-8-13 [社説]国民年金 未納防止に知恵と手間
2010-8-13 大久保士側「不当解雇」

2010-8-12 [社説]公務員人件費 目先の策では減らせない

2010-8-11 厚生・国民年金が黒字化

2010-8-10夕刊 国家公務員給与1.5%減 人事院勧告 民主削減目標とは差

2010-8-9夕刊 働く人の法律相談 部下の引き抜き、損害賠償責任は? 退職後なら、悪質でない限り責任追及難しい

2010-8-8 紫煙から飲食店員を守れ 厚労省 濃度規制導入へ
2010-8-8 心病む先生 復帰訓練 再休職防止 都教委が専門機関

今日から一斉の夏休み 滞貨一掃をねらうが...

 今日から15日まで会社一斉の夏休みである。個人的には、8月の後半に取り帰省をする予定。今回は、気になっている年金関係の整理、その後関係(プラン策定)、などを行う予定。図書館にも行く予定。あとは休む。テレワーク、情報ネットワーク法、年金などの研究の緒をつけたいが.....校友会・同窓会関係もwebなどを整備したい。
 厚生年金、厚生年金基金の書類は、「超」整理法の押し出しファイルから簡単にみつけだすことができた。しかしながらこの押し出しファイルが今はあまり稼動していない。メンテナンスをしないと。

Pマーク取得報告懇親会(8/9)


 8月9日(月)夕刻、鶴見の従業員クラブで社内のPマーク取得についての関係者の懇親会があった。昨年の8月に正式にスタートしてほぼ一年。お疲れ様ということだ。

 事務局の一員として、規程、基準、ガイドライン、業務手順書の作成、部門の指導、監査など何かとめまぐるしい一年弱だった。8月には規程関係をとりあえず作成。それから部門の業務手順書の支援・指導、監査などなど。個人情報保護法は、情報ネットワーク法学会でありそれなりに勉強をしていたが、Pマークは、規格取得というのでそれなりに違うものも求められる。何かと試行錯誤をした。プロジェクトの共通のテキストとしては、鈴木正朝氏の小冊子をもちいた。

 審査関係の申請書類、規程類を製本しプロジェクトメンバーの必携にした。製本をすることのアイディアを出したが、事務局の主担当がしぶっていた。予算の関係だ。それがなんと製本してくれた。ちゃんと予め相談をしてくれたら目次、ページ、奥付などをつけるのだったが。

 審査は2010年の4月。たまたま事例のプレゼンも担当した。一応の区切り。それから追加の指摘があり、それへの対応でJIPDECへ赴くことも勉強になった。7月に取得した。振り返ってみると指導をしてくれたYさんのお蔭だ。