2009年12月31日木曜日

『ジョーカーゲーム』、『ダブルジョーカー』

 柳広司『ジョーカーゲーム』、『ダブルジョーカー』はおもしろい。「死ぬな」、「殺すな」、「とらわれるな」が基本的な考え方。このなかでも、「何物にもとらわれず、自分自身の目で世界を見ること」「自分自身の肉体のみを通じて世界を理解すること」にグーとひかれる。自分の頭で考えることであろう。天保銭は使いものにならない。(陸大出はダメだ)

 「とらわれるな」に通ずるものが、将来の予測するのに邪魔となるのが「早耳情報」といった堺屋太一や、朝日新聞の連載記事(1970年代)「国際戦略研留学記」なかで知った評価能力というもの。(『ミリタリー・バランス』は元軍人と経済学者だったか二人で公の情報を丁寧に分析したもの)評価能力には教養というか、良識、常識がベースにあり、それは個人レベルではなく国民レベルというか。英国では『スパイこそ最高の知識人で、紳士でなければならない』というようなものかもしれない。要は、教養、知識があり何ものにもとらわれずに冷静に判断することのできる頭脳がものの判断を正確にすることができる。これは精神論などが邪魔をするので変なやる気などもたない方が良い。(ここらのことを自分なりに整理したいが)

 ところでね結城中佐は、秋草俊なのか。それで秋草俊に改めて興味。書棚から秦郁彦の『昭和史の軍人たち』(文藝春秋,1982)を取り出した。また、畠山清行『秘録陸軍中野学校』(主婦と生活社、1971)を読もうかと思う。それに、『落花流水』の明石大佐も、だ。

2009年12月30日水曜日

労働法、社会保障法、HR等の記事(2009-12-30)

2009-12-30 韓国の4727人年金記録確認 社保庁 戦時動員の民間人
2009-12-30 韓国人12万人が照合待ち 戦時徴用 「年金、日本は説明を」

労働法、社会保障法、HR等の記事(2009-12-29)

2009-12-29 日航再建へ支援機構 法的成立を最有力視
 「..社長等経営陣には責任を問い、辞任させる。企業年金を対象者の同意なしに削減できる可能性もでてくる」
2009-12-29 長妻厚労相インタビュー 年金回復法案、通常国会にも
2009-12-29 社保庁、業務終了 112人が再就職先 未定
2009-12-29 予算の中軸、課題越年 環境税、子ども手当...制度、経費どうする
2009-12-29 登録型と製造業派遣 原則禁止 法改正案、通常国会へ
2009-12-29 219自治体、給与かさ上げ 総務省調査 受領の職員、二万人超
2009-12-29 年金減額、容認の見解 日航3労組まとめる
2009-12-29 延滞金不正 372人関与 社保庁、二億円回収不能

2009年12月29日火曜日

労働法、社会保障法、HR等の記事(2009-12-27、28)

2009-12-28夕刊 難関「派遣村」スタート 都が資格限定 定員に届かず
2009-12-28夕刊 働く人の法律相談 労働組合[上]
2009-12-28夕刊 製造業残業時間 減少率10%割る 14ヶ月ぶり(毎月勤労統計)

2009-12-28 派遣法改正 労働者保護への方向転換[社説]

2009-12-27 求職70社 全部アウト 派遣村から1年

『記憶力を強くする』

 池谷裕二『記憶力を強くする 最新脳化学が語る記憶のしくみと鍛え方』(講談社ブルーバックス,2001-1-20)

 米原万里の『打ちのめされるようなすごい本』(文藝春秋,2006)に教えられた。なかなか興味深い。関心をしたところなどを以下のとおり抜書きした。

 p72 記憶の階層システム
    エピソード記憶(顕在記憶)
    短期記憶(顕在記憶)
    意味記憶(潜在記憶)
 プライミング記憶(潜在記憶)
    手続き記憶(潜在記憶)
 p139 記憶の3箇条
  1.何度も失敗を繰り返して覚えるべし
  2.きちんと手順を踏んで覚えるべし
  3.まずは大きく捉えるべし
 p154 へブの法則
  協力性
  入力特異性
  連合性
 p162 興味のあることはおぼえやすい
 p169 生命を司るゲンショウは、まさに精密機械そのもの
p191 歳をとると、しばしばものごとに対する情熱が薄れてきます。ひとつのことに熱中できなくなります。感動もうすくなってきます。すると、記憶力はてきめんに低下します。じつは、歳をとって記憶力が落ちたように錯覚してしまう最大の原因はここにあるのです。感動できない大人になっているのです。

『働く女性のためのパート労働法早わかり』

 中経出版編集部働く女性を応援するチーム著、社会保険労務士・吉川直子監修『働く女性のためのパート労働法早わかり』(中経出版,2008-7-8)

(裏表紙)
ミニギャラリー コロー『青衣の婦人』(1874)

 三こま漫画などイラストを多用して、確かにわかりやすく編集されている。返って行政がつくるパンフレットよりもこのように文庫本にしたほうがいいのかもしれない。売り物だからそうでないと売れない。ザァーとみてうーん、これはこれは。読むというよりも見るというのかな。手許にあれば何かときにすぐに調べられる。

2009年12月27日日曜日

『星野リゾートの事件簿』

 中沢康彦著、日経トップリーダー編『星野リゾートの事件簿 なぜ、お客様はもう一度来てくれたのか?』(日経BP社、2009-6-22)を読んだ。
 十分な調査をしてコンセプトを決めたらブレない。それは、もともと基本的な考え方がしっかりしているからである。お客様に聴く、というのだろうか。立派なものだ。
 星野氏をはじめてみかけたのはテレワーク学会を軽井沢でやったときである。そのときには星野温泉のことは知らなかった。パネルディスカッションのメンバーだったが、そのとき発言は覚えていない。むしろ知事の田中康夫ちゃんのフルネームで自己紹介が印象の残った。
 その後、NHKなどで取り上げられマスコミ登場されるようになった。その頃に講演を聴いたことがある。
 この本では、うまくそれぞれのスタッフの力を引き出す星野氏の手腕がでている。
 また、そのスタッフをやめさせないためのひとつの方策として在宅勤務をとりいれるなど柔軟な発想が嬉しい。

労働法、社会保障法、HR等の記事(2009-12-26)

2009-12-26 過去最大92.3兆円 来年度予算案を決定
 子ども手当 1兆7465億円
 年金記録問題   900億円
 雇用対策     170億円
2009-12-26 予算改革 序の口 社会保障費9.8%増 最大に
2009-12-26 介護保険料引き上げ 協会けんぽ
2009-12-26 年金機構顧問に奥田氏(トヨタ相談役)
2009-12-26 病気休職教育が最多 8578人、精神疾患6割超
2009-12-26 名ばかり管理職で賠償 東和システム
2009-12-26 年金需給資格気づかず 推計3.5万人
2009-12-26 重度障害者死亡 逸失利益を認定 「働けた」青森地裁判決 最賃をもとに算出
2009-12-26 旧輸銀の共済会 8千万円受領 出張扱う旅行会社から

2009年12月26日土曜日

労働法、社会保障法、HR等の記事(2009-12-25)

2009-12-25夕刊 失業率悪化5.2%に 11月 求人倍率は0.45倍

2009-12-25 子ども手当 本格的制度づくりを急げ
2009-12-25 育休切り相談848件 今年度上半期 最悪のペース
2009-12-25 99円年金手当 元挺身隊が拒否 朝鮮女子勤労挺身隊...厚生年金脱退手当金を請求
2009-12-25 来年度児童手当 地方負担応ぜず 神奈川・松沢知事

2009年12月25日金曜日

労働法、社会保障法、HR等の記事(2009-12-23,24)

2009-12-24 制度つぎはぎ地方に負担 子ども手当
2009-12-24 保険料アップ緩和に600億円 協会けんぽ
(検証マニュフェスト)
2009-12-24 子育て・教育 子ども手当 所得制限なし
2009-12-24 雇用・経済 雇用保険拡大 来年度から
2009-12-24 年金・医療 年金記録 新たな回復基準

2009-12-23 2兆円の特別枠 雇用・中小対策に
2009-12-23 子ども手当の財源 地方・企業負担 維持
2009-12-23 健保組合肩代わり 900億円に減額案
2009-12-23 新卒採用拡大を要請 経済団体トップ→経産相、厚労相、文科相
2009-12-23[横浜] 国労3人解雇「有効」地裁判決 暴力は「捏造の疑い」

2009年12月24日木曜日

駅伝応援 於 つくば

 昨日,12月23日(祝)は、つくばにて母校の女子陸上部の駅伝、第7回全日本大学選抜女子駅伝の応援に行った。今年で七回目を迎えるこの大会は、つくばではこれで四回目である。最初の1,2,3回は埼玉県で開催された。第三回の埼玉以来、毎回応援に行っている。この間というか、第1回大会以来ずっと勝ちっぱなしである。六連覇。今年は、勝てないとの戦前の予想。実際にその通りとなった。常勝そのものが奇跡のようなものである。原点に立ち返る意味では貴重な機会になったのかもしれない。

鶴見駅


結団式



一区 沼田


三区 竹中



五区 岩川


六区 最終ランナー 小島

2009年12月22日火曜日

労働法、社会保障法、HR等の記事(2009-12-20~22)

2009-12-22夕刊 税制改正、今夕に 扶養控除、年少は廃止方針

2009-12-22 子ども手当 所得制限なし
2009-12-22 子ども手当の財源 地方・企業に負担要請 政府調整
2009-12-22 全建国保 無資格加入も 徳島 別業種のOBら多数
2009-12-22 地方議員の年金が廃止されるの? ニュースがわからん!
2009-12-22 地方議員年金に廃止案 総務相に検討会答申 迫る破綻 割れる賛否
2009-12-22 年金減額 手続き開始 日航、OBらに同意要求
2009-12-22 年金記録回復に重点
2009-12-22 働く つまずくと復活難しく 凍る就活[4]

2009-12-21夕刊 暫定税率・子ども手当 首相゛きょうにも結論」
2009-12-21夕刊 働く人の法律相談 改正労基法のポイント[下]残業代アップ 要求しやすく(弁護士・佐藤正知)

2009-12-21 所得制限 欧州は設けず 子ども手当 母の就労支援策と両輪

2009-12-20 扶養控除ゆらぐ「廃止」子ども手当議論と連動

2009年12月20日日曜日

『解雇・退職をめぐる実務対策』

 河野順一『<労働法実務シリーズ[2]>解雇・退職をめぐる実務対策』(酒井書店,2009-4-15)を読んだ。詠みやすいが何か突っ込んで考えるようにはできていないようだ。実務のときに手元にあればとりあえず参考になるというような。目次を示すと

第Ⅰ章 解雇との解雇法理
 [1]解雇の意義
 [2]解雇の種類
 [3]解雇の意思表示
  (1)意思表示の明確性
  (2)解雇の意思表示の効力発生時期
  (3)労働者の所在が不明な場合における解雇の意思表示
 [4]法律上禁止される解雇
 [5]解雇手続きと制限
 [6]解雇自由の制限
 [7]解雇権濫用法理と判例
 [8]解雇権の濫用無効規定を「労契法」に移行
[9]解雇が無効とされる際の2つの要件
  (1)「客観的に合理的な理由を欠く場合」とは
  (2)「社会通念上相当であると認められない場合」とは
[10]立証責任
 [11]解雇の合理的理由の具体例など
 [知っておきたい重要判例]
 日本食塩製造事件
 高知放送事件
 学校法人敬愛学園事件

第Ⅱ章 普通解雇
 [1]普通解雇の意義
 [2]普通解雇の要件
 [3]解雇事由の判断のポイント
 [知っておきたい重要判例]
 京都テクノシステム事件
 東京海上火災保険事件
 セントラル警備保障事件
 三菱樹脂事件
 片山組事件
 全日空空輸事件
 日立メディコ事件
 麹町学園事件
 東谷山家事件

第Ⅲ章 整理解雇
 [1]整理解雇の意義
 [2]整理解雇の要件
  (1)人員削減の必要性
  (2)解雇回避努力
  (3)人選の妥当性
  (4)協議・説明など解雇手続きの相当性
 [3]4要件主義と「総合考慮説」
 [4]整理解雇の形態別の判断ポイント
 [知っておきたい重要判例]
 あさひ保育園事件
 北海道交通事業協同組合事件
 明治書院事件
 東洋酸素事件
 マルマン事件
 平和学園高校事件
 
第Ⅳ章 懲戒解雇
 [1]懲戒解雇の意義
 [2]制裁の種類と制限
 [3]懲戒権の根拠
 [4]懲戒と判例
 [5]6つの原則
  (1)罪刑法定主義
  (2)一事不再理の原則(二重処分の禁止)
  (3)処分不遡及の原則
  (4)処分平等の原則
  (5)処分相当性の原則
  (6)適正手続きの原則
 [6]懲戒処分の適正な手続きなど
 [7]懲戒解雇と除外認定
 [8]懲戒解雇と退職金
 [9]懲戒解雇の普通解雇への転換
 [10]懲戒解雇の可能性を告知すことの可否
 [11]懲戒解雇の形態別の判断ポイント
 [知っておきたい重要判例]
 フジ興産事件
 東京プレス工業事件
 京王自動車事件
 富士重工業事件

第Ⅴ章 退職・合意解約・辞職
 [1]退職の意思表示
 [2]退職と解雇の違い
 [3]退職の種類
 [4}退職の意思表示の撤回
 [5]退職の意思表示の瑕疵
 [6}退職金の不支給
 [7]退職勧奨と不法行為
 [8]早期退職優遇制度
 [知っておきたい重要判例]
 学校法人徳心学園(横浜高校)事件
 ネスレ日本事件
 下関商業事件
 エール・フランス事件

おやじの会 忘年会



 昨夜は、関内でおやじの会があった。この時期だから忘年会となるのか。参加人員は8名。一番上の子が高校に入ったときにはじまったからもう11年かな。メンバーは変わりながらも続いている。現在はTさんが世話役をやっていただいている。毎月の開催だがいつも何かとぶつかり久しぶりに出席。いつもながら談論風発楽しい。仕事もさまざまで異業種交流がいい。


吉永小百合という「物語」

 テレビで見ていたら芸能ニュースだったか、鶴瓶が吉永小百合の気遣いのことを絶賛していた。それに吉永小百合が微笑みながらもなんとなくいい感じだった。それでにわかに吉永小百合のことを知りたいとあちこち検索をしていたら関川夏央『昭和が明るかった頃』(文藝春秋,2002-11-30)に出くわした。

 これは、もともと「諸君!」に「吉永小百合という「物語」」が1995-1から2000-12(除く、1997-9~11)が連載された作品に加筆・再構成したものである。本は吉永小百合の他に石原裕次郎を登場させ、当時の映画を題材に時代を描いたものである。

 元が「吉永小百合という「物語」」であるから、そうはいっても吉永小百合が大いに述べられ論じられている。1959~2000までに109本の映画に出演しながら名前があがるのは「キューポラのある街」くらいであり、歌もたくさん歌っているが「寒い朝」と「いつでも夢を」だけであるとのこと。そういえばそうかな。それでいて存在感がある。今ではJRのポスターでいつも見かける。60歳を過ぎても素敵な感じである。

 吉永小百合の家庭のこと今まで知らなかったがここではかなり詳しく述べられている。小さい頃から働き一家を支えてきた彼女の可愛そうなという気になる。遠方のロケの際に寝台車の枕の下に隠した財布が見当たらないときの少女小百合のことを想像する。頑張り屋できちんとした彼女。両親のことなどに関心をもった。

 気になる存在となり吉永小百合自身の『旅に夢見る』(講談社,2003-3-13)を思わず図書館から借りてきた。

(2009-12-31追記)
吉永小百合『旅に夢見る』(講談社,2003)を読む。クルマに弱い、閉所恐怖症らしい。うーん。写真、「キューポラのある街」のバッティング指導のところが何かひかれる。子ども、ういういしなかに緊張感が漂う。

(2010-1-13追記)
吉永小百合『夢一途』(主婦と生活社,1988)を読んだ。自伝。今まで読んだことが本人から述べられている。

(2010-1-23追記)
吉永小百合『吉永小百合』(世界文化社,1995)写真集である。

2009年12月19日土曜日

労働法、社会保障法、HR等の記事(2009-12-19)

2009-12-19 偽装請負 雇用と認めず パナソニック子会社の訴訟 最高裁が二審破棄
        原告「違法許す判断」法改正での救済期待
2009-12-19 登録型派遣禁止 厚労省が改正案 使用者側は反発
2009-12-19 内閣と与党にズレ 子ども手当 所得制限額
2009-12-19 年金記録照合処理「コストにも留意を」監視委が最終会合
2009-12-19 歴代社長に「退職金返して」 日航が要請へ 年金減額対象の退職者が要望
2009-12-19 早期退職制度を野村HD導入へ
2009-12-19 大企業の冬賞与 過去最大15%減 経団連が最終集計
2009-12-19 UIゼンセン「格差是正を」一部企業の賃金改善要求へ
2009-12-19 賃金改善要求「見送り」方針 自動車総連など
2009-12-19 三越の早期退職 100人増え1600人に

2009年12月18日金曜日

労働法、社会保障法、HR等の記事(12/17,18)

2009-12-18夕刊 子ども手当 所得制限 調整続く 与党内、引き下げの声
2009-12-18夕刊 英BA年末スト 裁判所差止め

2009-12-18 年収2000万円で調整 子ども手当 所得制限
2009-12-18 年金相談 待たせません 機構が10カ条
2009-12-18 定昇凍結、議論の用意 春闘指針案 経団連「賃金より雇用」

2009-12-17 竹中氏「企業を強くせねば」菅氏「雇用政策で需要を」
2009-12-17 成年控除存続へ 税調 課税書策400万円以下
2009-12-17 「無保険」高校生、約1万人 厚労省、法改正で救済

2009年12月15日火曜日

労働法・社会保障法・HR等の記事(12/13~12/16)

2009-12-16夕刊 「夫は過労死」投稿→支援受け労災認定

2009-12-16 製造業派遣 原則禁止に 3年以内 厚労省方針、登録型も
2009-12-16 特定扶養控除の圧縮検討
2009-12-16 失業者向け住宅費制度3カ月延長へ 厚労省
2009-12-16 年金減額「同意」65%日航、OB対象の事前調査 3分の2に手ごたえ
2009-12-16 日航OBをバッシングしないで 企業年金は給与の後払い。基金は破綻していない。会社は説明を JAL企業年金 考える会世話人の福島隆宏さん(67)
2009-12-16 高校生内定55% 10月末 前年比11ポイント下落、最悪

2009-12-15 企業年金 減額のルールを考える[社説]
2009-12-15 賃金・手当カット企業 今年は30.9% 厚労省調べ 昨年より増加
2009-12-15 働く 第二新卒引き合い急減 凍る就活[3]

2009-12-14夕刊 働く人の法律相談 改正労基法のポイント[上]長時間労働を減らすのが狙い
2009-12-14夕刊 老齢・母子加算の廃止「違憲ではない」京都地裁

2009-12-13 高校の就職内定59% 教職員組合調査 10月末、前年比15%ポイント減
(朝日新聞から)

2009年12月5日土曜日

箱根にて

 昨日から箱根にきている。昨日は富士山がくっきり。気分がよい。こちらきてもクラウドコンピューティングなのでパソコンをもたないでもこんなふうにブログがかける。メールもチェックできるし、snsもOkだ。リゾートテレワークかな。

 車窓からの富士山(12/4)

 箱根の山やガラスの森美術館前(12/5)



2009年12月4日金曜日

労働法・社会保障法・HR等の記事(12/1~12)

2009-12-12 電機連合 賃上げ見送り
2009-12-12 年金ミス推計42万件 紙台帳、サンプル照合
2009-12-12 キャバクラ労組結成

2009-12-11夕刊 増えぬ女性管理職 民間企業の3.6%

2009-12-11 ニュースがわからん!国保組合ってどんな医療保険なの?
2009-12-11 労組組織率が上昇 雇用者数現象も一因 34年ぶり
2009-12-11 派遣法改正 労働者守り失業増やすな 貫井正

2009-12-10夕刊 年金前借り後 生活保護4900件
2009-12-10夕刊 国家公務員に賞与 一般職35.5歳 64万7200円

2009-12-10 雇用保険料引き上げ 制度改正案 非正規の適用拡大
2009-12-10 保険料増抑制へ 赤字解消の方針 全国健保協会

2009-12-9 国保組合 剰余金870億円 潤沢でも厚い国費補助
2009-12-9 在外職員 手当見直しへ 11年度以降 高額批判受け外務省
2009-12-9 健保・共済組合「国費で負担減」協会けんぽ支援で
2009-12-9 米の金融危機対策資金 雇用対策に転用
2009-12-9 「あなたの安心 不採用にめげない」反響編 働く意味かみしめる
2009-12-9 09年の早期退職募集・応募 7年ぶり2万人超

2009-12-8 成年扶養控除 結論持ち越し  政府税調
2009-12-8 「正社員化」14社のみ 派遣禁止対応100社アンケート 大半は「契約・請負」
2009-12-8 働く 入社しても「自宅待機」凍る就活動[2]

2009-12-7夕刊 働く人の法律相談「パワハラと労災認定 精神疾患を発症したら認められる?」

2009-12-5 休業手当補う雇用調整助成金 3000億円不足の見通し 10年度末
2009-12-5 扶養控除 議論を継続 政府税調 成年の廃止に異論
2009-12-5 2500億円肩代わり案 協会けんぽ分 健保組合・共済 厚労省検討
2009-12-5 国保広域化法案提出へ
2009-12-5 米失業率また2ケタ 雇用創出に力点 11月は10.0%

2009-12-4夕刊 年金通帳の交付「来年度は断念」厚労相
2009-12-4夕刊 「派遣切り」電話相談

2009-12-4 年金通帳 来年度は断念 厚労相検討 パソコン閲覧で代用
2009-12-4 扶養控除廃止 固まる 税調企画委「配偶者」は先送り
2009-12-4 国保保険料上限 4万円引き上げ 来年度から
2009-12-4 春闘 非正社員も対象 賃金、苦渋の「定昇確保」連合方針
2009-12-4 石綿労災 08年度認定 977事業場 公表 厚労省

2009-12-3 失業手当強化へ 給付に向けて3千億円

2009-12-2 就職難救済の職業訓練制度 高校新卒者にも拡充 政府方針
2009-12-2 正社員の5人に1人、早期退職に応募 三越
2009-12-2 母子加算の継続訴える

2009-12-1夕刊 国保国庫補助 調査へ 厚労相表明(建設業者の国保)
2009-12-1夕刊 内職紹介商法 関連先を捜索 虚偽説明の疑い 特定商取引法違反

2009-12-1 失業者支援 年末に不安 ワンストップ・サービス試行
2009-12-1 日航の年金減額 意向確認
2009-12-1 働く 終わりのない企業行脚 凍る就活[1]
(すべて朝日新聞・東京版)

労働法・社会保障法・HR等の記事(11/26~30)

2009-11-30夕刊 働く人の法律相談 私傷病と休職命令 「病気」で会社から休職を命じられたら?
2009-11-30夕刊 製造業の残業2割減
2009-11-30夕刊 「ワンストップ制」施行 就職・生活 一カ所で相談

2009-11-30 国補助の建設業者国保 入院医療費、実質タダ 11組合

2009-11-29 在日華人 第8部 経済新景 日本企業の主力着々

2009-11-28夕刊 社内運動会 不況で復活 職場に一体感 成果主義の反動?

2009-11-28 年金運用収益1.2兆円 7~9月期 外国株押し上げ
2009-11-28 協会けんぽは給付見直し
2009-11-28 就業者数の減少、拡大 失業率改善5.1%雇用なお厳しく
2009-11-28 偽装請負訴訟 最高裁で弁論 判決は12月18日

2009-11-27夕刊[助成活用の小国のカルテ[4]]賃金に「物差し欲しい」
2009-11-27夕刊[エンタ]「ブラック会社に勤めているだが、もう俺は限界かもしれない」
2009-11-27夕刊 失業率5.1%に改善 10月、求人倍率は0.44倍

2009-11-27 4割が賃金減少 失業不安も3割 連合総研が900人調査

2009-11-26夕刊 08年製造業派遣 2割増の56万人 過去最高

2009-11-26 背水の就活 面接会に2500人
2009-11-26 雇用調整助成 来月から緩和 政労使の初会合
2009-11-26 「消えた年金」救済拡大狙い 厚労省新基準
2009-11-26 [横浜版]市の緊急雇用対策資金 融資たったの一件 新規雇用条件が足かせ
(朝日新聞から)

2009年11月25日水曜日

日航、OB3割減提示

2009-11-24付朝日新聞

 年金、月10万円減る人も
 
 には、驚き。もとはどんなくらいの額なのか。10万円も減ったらなくなるのかな。
 これは自力解決は無理かな。やはり特別立法かな。

2009-12-11付朝日新聞 年金減 迷う日航OB
 給付削減のイメージ図
企業年金 25万円 →18.2万円
  第1年金 13万円 個人の積立+会社の拠出金→8.6万円
  第2年金  4万円 個人の退職金      →2.6万円
  第3年金  8万円 個人の退職金      →7万円
公的年金(基礎年金、厚生年金)は不変
  4.5%の利回り              →1.5%へ

2009-12-16付朝日新聞 年金減額「同意」65% 日航、OB対象の事前調査 3分の2に手ごたえ
2009-12-16付朝日新聞 日航OBをバッシングしないで 企業年金は給料の後払い。基金は破綻していない。

2009-12-19付朝日新聞 歴代社長に「退職金返して」 日航が要請 年金減額額対象の退職者が要望
 これはいい。経営責任とともに、従業員が自分の退職金を減額されるのだから。また、会長、社長経験者が就任している顧問制度を廃止するとのこと。これは当然だ。まだあったのが信じられない。

2009年11月23日月曜日

61年ぶり

 に関西大学がアメフト関西学生で優勝とのこと。快挙かな。学生時代には、アメフトといえば関学であった。ラグビーは同志社かな。それが今は、アメフトは三国志なんていわれた関学、京大、立命の時代から関大や他の大学の台頭がある。ラグビーは、関学が昨年はそれこそ半世紀ぶりくらいで制覇したのではなかった。立命ももう何年か前に、50数年ぶりに同志社に勝ったとかがあった。産経新聞大阪運動部編『関学・京大・立命 アメフト三国志』(産経新聞出発,2006)を読むと、京大や立命は草創の頃は底辺を支える存在であった。高坂正尭『文明の衰亡するとき』(新潮選書,1981)ではないが、いろいろな盛衰があるからおもしろい。関東も日大の天下から法政にうつり、そして最近は早慶も強いらしい。しかしながら1月3日は恒例になっていたライスボウルの応援・観戦に何か力が抜けた感じである。残念。

2009年11月22日日曜日

南を回って、東京探訪! 第11回皇居ぐるっとウォーク

 昨日、11/21は、pasmoの主催の第11回ぐるっとウォークに家族で参加した。日比谷公園を10時半頃にスタート、新橋駅、汐留シオサイト、イタリア公園、竹芝桟橋、浜松町駅、増上寺、芝公園、ここで昼食、東京タワー下、愛宕神社下、霞ヶ関の官庁街、国会議事堂、憲政記念館のあたりを桜田門あたりから法務省のあたりを通って日比谷公園に13時半頃に到着した。日頃、というか毎朝1時間強の徒歩通勤をしているせいか何ということはなかった。
 歩いていて前を歩く犬印の鞄が気にかかった。リュック式だがなんとなくおもしろい。それに追い抜いたと思ったらいつの間にか前に歩いていてなんとも嬉しく。また、小生が背負っていた信三郎バッグと色違いのもの持っている人がいた。


←スタート直後の交差点

芝公園での昼食→

芝公園から東京タワーを→

到着時の日比谷公会堂→

新聞ニュースから労働法・社会保険などの分野

 連休にまとめて新聞を読んでいたら気にかかる記事がいろいろとある。現在の関心分野である労働法・社会保険などをとりあえず抜書きしてみた。これからもメモしていく。

専大北上元コーチ解雇「無効」西武金銭供与問題

 2009-11-21朝日新聞
http://www.asahi.com/national/update/1120/TKY200911200402.html

http://www.kahoku.co.jp/news/2009/11/20091121t33027.htm

 雇用の取り消しを求めていた訴訟の判決
 盛岡地裁
 「解雇権の濫用である」として、解雇の無効と、処分後の賃金など約1800万円の支払いを学校側に命じた。

2009-12-8朝日新聞
 元コーチ解雇無効 専大北上高 不服と控訴

障害者の雇用すすむ

 2009-11-21朝日新聞 前年比0.04ポイント上昇の1.63%

厚労省
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000002i9x.html

保険未加入者の届け出を義務化 厚労省、派遣会社に

 2009-11-21朝日新聞

 関係省令を改正し,2010/3/1から施行。

雇用調整金の要件緩和 緊急対策予算、2次補正に

 2009-11-20朝日新聞(夕刊)
政府の緊急雇用対策本部の原案

「緊急支援措置」
・雇用調整助成金の要件を緩和
・ジョブサポーターの増員
・新卒者向けの職業訓練検討
「緊急雇用創造プログラム」
・地方自治体、民間企業やNPO法人が短期雇用の創出に活用できる基金を増額
 など

連合、「定昇5000円示す 春闘「賃金カーブ維持分」

 2009-11-20朝日新聞

AOLが従業員 3分の1削減へ

朝日新聞2009-11-20
最大2500人規模の早期退職を募る

派遣労働者の労働条件などILOが申し立て受理

朝日新聞2009-11-20
ILO181号条約 全国ユニオンが日本政府に対する是正勧告をもとめた申し立てILOが受理。
 内容は、伊予銀行が雇止めにあった派遣労働者の雇用継続を

大卒初任給ほぼ横ばい 0.1%増 19万8800円

賃金構造基本統計調査
http://www.mhlw.go.jp/toukei/list/53-21.html

 うーん、これもずいぶん長い間変わらないのではないか。

就職内定率 大学62.5% 下げ幅最大「氷河期」並み

 朝日新聞2009-11-19

 先日、友人の大学4回生の娘さんの採用内定ができなくてとの話であった。同じ学科で内定したのは数人でほとんどが内定が出ない状態とか。厚生労働省の調査についての報道である。

 時代が変わり新卒採用そのものが?なのか。正規採用の枠は狭い。それは既存の正規社員の存在があるから、限られたパイを回せない。正社員に手をつけて雇用改革を図らないと日本の就業構造はおかしくなる。それはひいては、現在の正社員が将来年金をもらえるのかもつながるかもしれない。将来の問題だけでなく貧困問題につながる。

 解雇権濫用の法理の見直し、また既得権の見直しであろうか。

 また、11/20の天声人語には、ロスジェネ世代の平野啓一郎氏の『京大時代の就職観』(朝日ジャーナル別冊)にふれこの話題を論じている。同じ日の社説でも「内定率急落 ロスジェネを再び作るな」とのこと。


(関連報道)
2009-11-20朝日新聞「大学4年生 終わり亡き就活」
2009-11-22朝日新聞 ウオッチ「ロスジェネ」作らぬように 見市紀世子
(参考)
厚労省「平成21年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査(平成21年10月1日現在)について
~大学等卒業予定者の就職環境は厳しい状況に~」
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000002ltw.html

2009年11月17日火曜日

NTT東の60歳定年制適法 東京地裁、元社員の請求棄却

 ちょっと気になる事件かな。


http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20091117AT1G1602616112009.html

「ワーク・ライフ・バランスと労働時間」

原昌登 ジュリストNo.1383(2009-8-1,15)

Ⅰ はじめに
 1.WLBと労働時間の関係
 2.WLBの意義はどこにあるのか?

Ⅱ 労働時間規制の概要
 1.労基法による規制
 (1)概要
 (2)評価
 2.育児介護協業法による規制
 3.その他の規制

Ⅲ 平成20年労基法改正
 1.改正のポイント
 2.改正の意義

Ⅳ むすび

2009年11月15日日曜日

生麦に「わだつみの像」


 昨日は、校友会で「生麦事件」にせまろうと生麦事件参考館を訪れた。館長の浅海武夫氏のお話を聴いた。氏の見てきたような語り口に感動をした。さらにそれにせまるべく吉村昭『生麦事件』を読もうと図書館から借りてきた。また、氏のお話の冒頭に、堺事件のことも触れられた。事件としては堺事件の方が大きいが教科書には生麦事件は取り上げられているが、堺事件は取り上げられていないとのお話にちよっと関心がいったので、大岡昇平の『堺港攘夷始末』も借りてきた。どちらも大部名ほんなので貸し出し期間中に読めるかどうか心許ない。大岡昇平のものは、出たときから評判でありいづれ読みたいと思っていたのでちょうどいいかなというところである。

 さて、生麦事件参考館というか浅海氏の所蔵ということだが、わだつみの像があった。立命にある本物よりも小さいものである。原型というのか。次の予定がはいっていて詳しいお話は聞けなかったが、本物を作るときにあらかじめ縮尺した形でつくったものではないかと思う。改めてお伺いしたときに詳しいことをお聞きしたい。浅海氏は、現在は立命館大学国際平和ミュージアムに設置されてい像をご覧になったとのこと。ということは二代目のものかもしれない。一代目は、広小路キャンパスの研心館前に設置された。1969年に引き倒されて私が在学中は壊れたまま研心館二階の図書館に置かれていた。

 わだつみの像は、『きけわだつみの声』を記念して作られた由。東大に設置する予定が、当時の時代はその受け入れを拒否し宙に浮いたものを当時の立命館大学総長の末川博さんが受け入れたものだ。その受け入れをめぐり荒神橋事件というのがあったとのこと。

 生麦事件を目指していたら、なんとわだつみの像にめぐり合った。なんという縁か。

2009年11月12日木曜日

あなたたちは労働者ではない

 2009-11-10付朝日新聞に、「ゼンショーに団交命令」との記事。これは「すき家」を展開するゼンショーに対して東京都労働委員会がアルバイト店員らでつくる労組との団体交渉へ応じるように命令したとのこと。これは、残業代未払い請求に対して、「すき家」で働く人たちとは雇用契約ではなく業務委託契約だと主張して団交拒否をした。その後のことであろう。(参考 笹山尚人『人が壊れてゆく職場 自分を守るために何が必要か』光文社新書,2008 p210以下)

「在宅勤務とワーク・ライフ・バランス」

竹内(奥野)寿 Jurist No.1383(2009-8-1,15)

 目次を示すことで概要に代える。

Ⅰ はじめに

Ⅱ ワーク・ライフ・バランスの実現と在宅勤務制度の導入、制度設計・制度の運用
 1.在宅勤務制度の導入と法的介入
  (1)在宅勤務制度導入の法的義務付けの適合
  (2)在宅勤務制度導入の促進と法的規律
 2.在宅勤務の請求権・命令権、在宅勤務の終了、出社勤務命令権
  (1)在宅勤務の請求権・命令権
  (2)在宅勤務の終了、出社勤務命令権

Ⅲ 在宅勤務と労働時間規制の法政策
 1.原則
 2.在宅勤務における柔軟な時間配分とワーク・ライフ・バランス
 3.柔軟な労働時間制度の適用-特に事業場外労働のみなし制について
 4.在宅勤務と労働時間制度の在り方

Ⅳ むすび

2009年11月11日水曜日

『仕事するのにオフィスはいらない ノマドワーキングのすすめ』

 佐々木俊尚『仕事するのにオフィスはいらない ノマドワーキングのすすめ』(光文社新書,2009)を読んだ。テレワークに通ずるところがあるかなということである。まさにテレワークなのだが、それよりもクラウドコンピューティングの仕事術という感じであった。目次をみると、

 はじめに
 第1章 ノマドワーキングのすすめ
 第2章 アテンションコントロール
 第3章 情報コントロール
 第4章 コラボレーション
 第5章 クラウドを使いこなす
 第6章 ノマドライフスタイルの時代へ
 あとがき

 である。

2009年11月8日日曜日

「非正社員も共に」道探る(広島電鉄)

2009-11-3付朝日新聞の「働く」労組はどこへ[5]に

 非正規社員である契約社員を正社員にするために、正社員の給与を減らして対応した事例がでていました。まさに、1%賃下げすれば99%が助かるという例でしょうか。それを労組が取り組んだ。「交渉の打開には人件費を組合間で調整する覚悟を示すしかなかった」と。しかし、「契約社員の待遇改善には賛成するが、何で綿九時か犠牲になのか、という正社員の抵抗を「非正規労働者の問題を放置すれば、最後は正社員に降りかかってくる」との問題意識から乗り切ったようです。例えば、このままいけば定年後、年金をきちんと受け取れるのかとか、ありますよね。原資が限られている以上、納得できないが、仕方がない、と理解をされたようです。広島電鉄の賃下げに合意した正社員の英断に敬意を表したい。

 こういう動きはこれからどんどんでてくるでしょうね。守られていると思っている正社員が実は危うい。

http://www.asahi.com/kansai/kouiki/OSK200903250114.html
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090325/biz0903252143013-n1.htm

(2010-1-24追記)
2010-1-23付朝日新聞be on Saturdayに、フロントランナーとして広島電鉄労働組合委員長の佐古正明さん(49歳)がでている。
 この記事の中で「賃金が下がるベテランからは、そのほど文句は来ていません。定年を65歳まで5年延長することも同時に実現したらかでしょう。むしろ不満を示しているのは、賃金の下がらない中堅社員。新制度で若手の賃金が上がり、中堅との差が小さくなった。」には、うーん人って難しいが、なんとなくわかる気がする。こういうことを理解をしないと間違うのかもしれない。

携帯通販

2009-12-29 朝日新聞「「カワイイ」深夜ゲット 服飾大手→携帯通販」 チェンジの年に[3]
「夢展望」
 「在庫リスクを避けるために事前予約を取り、人気度をつかんでから発注。中国の縫製工場の閑散期に大量注文して、原価を抑える。顧客にはあえて「中古品質」とうたい、「返品不可」で押し通す。.....「消費は、昼の街中から夜の電子の世界へと移っている」
(2009-12-30追記)

着々、ケータイで売る生保
 朝日新聞2009-11-9の経済欄の記事。

 ネット専業の「ライフネット生命保険」
  商品は、定期死亡保険
      終身医療保険
    で商品構成を絞った事と、人件費などの抑制で大手の半額程度の保険料とのこと。
 やはりネット化の進展がもうとめられない。対面審査云々といっていたらおいてけぼりかも。しかしながら人間なかなか既存のことから逃れられない。こういうニュースが続々とでてくることで変わっていくのかもしれない。

 同じ紙面の国際欄には、「インフル はやれば ネットが混雑?」とのアメリカのことを報ずる。テレワークだけでなく情報収集やインターネットで暇つぶしかな。

技術流出防止の徹底と企業の輸出管理強化(外国為替及び外国貿易法の改正)

 たまたまワーク・ライフバランスの特集が組まれているジュリスト(2009-8-1,15NO.1383)を図書館から借りてきたら「法律の窓(新立法探訪)」が表題の件であった。

 かつて、輸出管理部にいたことがありこの分野は今でも関心がある。(キャッチオールが導入された頃コンプライアンスプログラムの改訂で何かと大童だったことを思い出す。)その後、安全保障貿易学会が私の古巣の方などが中心に設立された。この分野のことは新聞報道などでたまに事件をみかける。

 この稿は、経済産業省の高木悠一氏が書いている。

 安全保障貿易管理とは
 近年の環境変化
 改正外為法の検討経緯について
 技術取引規制の見直しについて
 企業の輸出管理の強化策と罰則水準の引き上げについて
 おわりに

2009年11月7日土曜日

JAL職級差別 都労委「労組で差」改善命令

 2009-11-5朝日新聞の記事。
 やはりやんでいるのかJAL。「沈まぬ太陽」の世界が今でも変わらずかな。伊藤淳二に期待をしたが彼でもできなかった。解体をして作りなおさないと変わらないのかもしれない。
 それにしても、この記事によると月給で月額三万円の差ということ。

高卒内定率37.6%

 2009-11-4付朝日新聞(夕刊)に「高卒内定13ポイント減 前年比 9月末現在37.6%」との記事がでていた。新卒、定期採用の時代ではなくなったのだろう。これは今はじまったことではないが。就職できない人たちはアルバイトなどでとりあえず収入を得るのであろうが、これでは安定した生活をすることはできない。「希望は戦争」の世界である。(赤松智弘『若者を見殺しにする国』双風社,2007)新卒者支援チームの記事が同じところにでているが....。既存のしくみに守られているところから見直さないと解決できない。何でもいいとこどりはできない。規制をすることで解決はできない。城繁幸『たった1%の賃下げが99%を幸せにする』東洋経済新報社,2009や八代尚弘『雇用改革の時代』(中公新書)の提言をまじめに検討し実施しなけれはならない。

 2009-12-16朝日新聞 高校生 内定55% 10月末 前年比11ポイント下落、最悪

障害者雇用にとってテレワークは有効か?-障害もつアメリカ人法の合理的便宜を中心に-

長谷川珠子

第1節 はじめに
 Ⅰ 本稿の目的
 Ⅱ 日本の状況

第2節 障害をもつアメリカ人法とは
 Ⅰ 概要
 Ⅱ 救済
 Ⅲ 合理的便宜

第3節 テレワークは合理的便宜として認められるか
 Ⅰ EEOC(雇用機会均等委員会)の解釈
 Ⅱ 裁判所の解釈
   1.肯定例
   2.否定例
 Ⅲ 分析

第4節 むすぴ

アメリカにおけるテレワークの労働法上の諸問題

梶川敦子

第1節 はじめに
 Ⅰ テレワークに関する法政策の動向
 Ⅱ テレワーカーの労働法上の取り扱い

第2説 テレワークに関する労働法上の諸問題
 Ⅰ テレワークの義務と権利
 Ⅱ 労働時間管理
 Ⅲ 労働安全衛生・労災補償
  1.労働安全衛生
  2.労災補償
 Ⅳ 事業場概念
 Ⅴ その他の論点
  1.組合活動
  2.コスト負担

第3節 まとめ

2009年11月3日火曜日

イタリアにおけるテレワークとその法的規制

小西康之
第1節 テレワークの現状

第2節 テレワークに関する法的規制の動向
 Ⅰ 法的規制の端緒
 Ⅱ 公的部門における規制
 Ⅲ 2001年7月17日総連合間協定

第3節 テレワークに関する法的規制
 Ⅰ 労働者性
    ①企業者、②独立労働者、③準従属労働者、④(従属的)家内労働者、⑤従属労働者

 Ⅱ 労災・安全衛生
  1.労災保険
  2.安全衛生
   (1)設備
   (2)環境

 Ⅲ 権利・義務

第4節 小括

フランスにおけるテレワーク -2005年7月19日の全国職際協約を中心に-

 フランスにおけるテレワークの枠組みを定めているのは2005年7月19日に締結されたテレワークに関する全国職際労働協約である。それまでは法的枠組みはなかったとのこと。また、この協約の背景には2002年7月16日に締結されたEU協約がある。本稿は、この全国職際協約をみることによりフランスのテレワークを概観するものである。

柴田洋二郎
第1節 はじめに
 Ⅰ 本稿の目的
 Ⅱ フランスにおけるテレワークの実態
 Ⅲ フランスにおける労働協約

第2節 2005年協約の内容
 Ⅰ 個別的労使関係とテレワーク
    1.定義
    2.テレワーカーという地位
    3.テレワーカーの権利義務
     (1)業務用の設備
     (2)私的生活
     (3)安全衛生
     (4)労働編成

 Ⅱ 集団的労使関係とテレワーク

第3節 残された問題点
 Ⅰ 非雇用型テレワーカー
    1.テレワーカーと家内労働者
    2.テレワーカーと独立自営業者

 Ⅱ テレワーカーの労働時間管理
    1.「労働者が使用者に使用され」ていること
    2.「使用者の指揮命令に従」うこと
    3.「個人的活動に自由に従事することができない」こと
    
 Ⅲ テレワーカーの特殊性と集団的労使関係
    1.テレワーカーと従業員代表制度
    2.テレワーカーとストライキ

 Ⅳ テレワークと労働災害・通勤災害

第4節 おわりに

2009年10月31日土曜日

早大の年金減額二審で一転容認

 日航の再建案に年金の減額がある。これからはこんな問題が多く出てくるだろう。
 10月29日の東京高裁で早大の年金の減額を容認する逆転判決が言い渡されたとのこと。(2009-10-30朝日新聞)http://www.asahi.com/national/update/1029/TKY200910290319.html

(参考)
他の事例など
http://www.ne.jp/asahi/nishi/my/p4nenkin05.html
http://oshiete1.nifty.com/qa5396269.html
松下電器・最判(2007-5-23)
http://shibainu-shibainu.cocolog-nifty.com/blog/2007/05/post_5a77.html
第一審関係記事
 TBSの年金受給者の会でもとりあげられている
http://www.tbsob.com/info/trial34.html
 判例研究
島村 暁代「労働判例研究(第1110回・1090)自社年金の減額の可否--早稲田大学(年金減額)事件[東京地裁平成19.1.26判決]」 Jurist no.1374(2009-3-15)
http://ci.nii.ac.jp/naid/40016467084/en

2009年10月26日月曜日

ドイツにおけるテレワークの法的保護

原昌登「ドイツにおけろテレワークの法的保護」

第1節 基本的な考え方
 Ⅰ 保護の基本的なあり方
   1.概観
   2.被用者型テレワーク
   3.被用者型以外のテレワーク・・・既存の法的枠組みの活用・応用

第2節 テレワークの類型
Ⅰ 概説
   1.テレワークの4類型
   2.4類型になった歴史的経緯

 Ⅱ 被用者型
   1.概説
   2.「見せかけの自営」とは?
(1)どのような概念か?
(2)「近い」とはどういうことか?

Ⅲ 家内労働型

 Ⅳ 被用者類型型

 Ⅴ 自営型


第3節 法的な問題
 Ⅰ これまでの議論の特徴

 Ⅱ 立法・法改正の動き

 Ⅲ 労働協約

 Ⅳ 事業所協定
  1.概説
  2.事業所組織法とテレワーク
  3.事業所協定が保護の中心であることの問題点
  4.参考:事業所協定のサンプル調査より
   (1)テレワークの対象
   (2)事業所協定ではどのようなことが定められているのか?

第4節 むすび


(参考)
飯田恵子「ドイツにおけ在宅ワークの保護と現状」労働政策研究・研修機構『欧米における在宅ワークの実態と日本への示唆-アメリカ、イギリス、ドイツの実態から-』(労働政策研究報告書no.5,2004)
鎌田耕一「ドイツにおける在宅テレワーカーの法的保護」労働政策研究・研修機構『欧米における在宅ワークの実態と日本への示唆-アメリカ、イギリス、ドイツの実態から-』(労働政策研究報告書no.5,2004)
長坂俊成「テレワークの法的性質と法的保護のあり方」季刊労働法193号(2000)
鎌田耕一「ドイツにおける在宅ワークの実態、法的地位およびその対策」日本労働研究機構『在宅ワーカーの労働者性と事業性』(調査研究報告書no.159,2003)
飯田恵子「ドイツ 在宅ワークの保護と現状」ビジネス・レーバー・トレンド(2004年10月号)

2009年10月25日日曜日

空港ラウンジにて(板付)



 出張のついでに実家に寄った。これから帰りの飛行機を待つ間の空港ラウンジで二三メモ書きをしておこう。空港ラウンジのビジネスルームには重宝している。時間があるとここでゆっくりしている。それぞれの空港で違いはあるが福岡はビジネスルームがなかなかいい。

 海堂尊『外科医須磨久善』(講談社)を読んだ。旅のはじめの10/22にページを開いて一気ともいえる感じで読めた。何か爽快。どうも同年らしいがこんな男がいるんだ。続けて、太田肇さんの『認め上手』も読んだ。太田さんの本は、『個人尊重の組織論』以来、読んでいる。テレワークサロンではお会いしたこともある。個人尊重の組織論の仕事人に何かと共感している。

 丸天うどんは、今回は10/23の因幡うどん、10/24の松屋、そして今日の博多はち屋と三杯もいただくことができた。松屋が舌に合う。

 10/23の天神でのイカの活き造りは、いつもながらいい。酒がすすむ。結構飲んだ。ボート談義も少しは勉強したせいか盛り上がった。緒方貞子、寺島実郎にも話が及んだ。21bf絡みで同じレセプションでご一緒したことがある。ただ、お話はしなかった。そんなことである。

 めくばーる図書館は、いつも重宝している。今度は一泊二日の間に五冊の本を読んだ。もともと読みかけのものもあったが。先日、お話を聞いた陰山さんの本も。

 邪馬台国はどこに、というシンポジウムに、井上君と矢野君が出るようだ。昨日の西日本新聞で知った。さすがに本を出しているくらいだからアマチュア歴史家とはいえ一家言があるのだろう。
 そんなこんなで、まあ充実した数日だったかもしれない。

2009年10月20日火曜日

三菱樹脂事件についてある思い出

 河野順一『解雇・退職をめぐる実務対策』(酒井出版)を読んでいる。毎日、それこそ少しづつである。昨日は、普通解雇の知っておきたい重要判例で「三菱樹脂事件」だった。最高裁の判決がs48.12.12二審の東京高裁がs43.6.12、そして一審の東京地裁がs42.7.17である。
 二審の直後に行われた就職の面接で、この事件のことを聴かれ意見を求めらたれことを思い出す。どのようにこたえたかすっかり忘れたが...関西支社でのことであった。ゼミでの卒論のテーマについて聴かれたことが印象的であった。「確定判決後の残額請求」とは? このときはゼミの発表で頭の整理がよくできていて知らない人にもうまく説明ができた、その際にこの事件のことを聴かれたのか、その前だったかは定かではない。その後、面接での判断は、卒論のテーマの説明が明快であったからと聞く。その面接があった本町にあるかつての関西支社に先週は行く機会があった。別段何ということはないが。この事件を読むたびに面接の頃のことを思う。

2009年10月19日月曜日

ボートから「危機の宰相」へ

 沢木耕太郎『危機の宰相』(魁星出版、2006-4-20 初出1997文藝春秋)を読んだ。所得倍増の政治家池田勇人と側近の田村敏雄、ブレーンの下村治を描いている。沢木耕太郎は、『テロルの決算』あたりからずいぶん読んだものだが、『一瞬の夏』を朝日新聞の連載で読んだ頃から何かしら没交渉となっていた。それが、今年の八月のボートのインカレ、つまりボートの全日本大学選手権のために、少しはボートのことでも調べておこうというので須藤武幸『ボート競技』、田中英光『オリンポスの果実』、比企寿美子『航跡の九人』、山際淳司『スローカーブを、もう一球』におさめられている「たった一人のオリンピック」、ステファン・キースリング『エール大学対抗エイト物語』、三浦朱門『教師』などを読んでいるうちに、比企の参考文献に、沢木耕太郎『オリンピア ナチスの森で』(集英社,1998-5-31)をみつけて読んだところ、阿川弘之『テムズの水』へと。そして、改めて沢木耕太郎の作品に魅かれた。『無名』、『王の闇』なかなかいい、ということで先々週九州へ出張した折に、実家の近くの図書館で『危機の宰相』を読み始めた。ということで本を読むというのはなんとも。そして、沢木耕太郎の謎の私生活に興味をもったりと。
 ということで、しばらくは沢木耕太郎の未読の本に入っていこうと思っているこのごろである。

2009年10月18日日曜日

イギリスのテレワーク

岩永昌晃「イギリスのテレワーク」

 従来の労働法をテレワークに適用するあたって不都合な点はなかった。ただ、ワークライフバランスの観点から労働条件の変更を申請する権利が新たな法制度として設けられた。

 この論文の概要は
第1節 はじめに

第2節 テレワークの法的地位
 Ⅰ 労働法の適用対象
 Ⅱ テレワーカーの労働者性

第3節 テレワークの導入
 Ⅰ 契約法上ルール-労働条件変更
 Ⅱ 法律上の制度
  1.序
  2.労働者の労働条件変更の申請権
  (1)対象者
  (2)労働条件変更の内容
  3.使用者の対応
  (1)申請を検討する義務
  (2)申請を却下できる場合
  4.雇用審判所への上訴
  5.制度の位置づけ
 Ⅲ オフィス・ワークへの復帰

第4節 労働時間
 Ⅰ 規制の概要
  1.週労働時間の規制
  2.休息・休日・休憩
  3.ホワイトカラー労働者の適用除外制度
  (1)測定されない労働時間
  (2)部分的に測定されない労働時間
  (3)オプトアウト
 Ⅱ テレワーカーへの労働時間規制の適用

第5節 労働安全衛生

第6節 労働災害

第7節 おわりに

参考文献
 「労働政策研究報告書NO.5欧米における在宅ワークの実態と日本への示唆-アメリカ、イギリス、ドイツの実態から」(2004)

『テレワークの法と政策-比較法的考察を中心に-』

森戸英幸編「テレワークの法と政策-比較法的考察を中心に-」(2007-5-18(社)日本労使関係研究協会、(財)労働問題リサーチセンター)の論文を一つづつ読み始めた。読み進めるときにそれぞれの論稿の目次を記ことで概要にかえる。

 まずは、森戸英幸「日本法の現状と課題、及びEUテレワーク協会の概要」である。

第1節 日本法の現状と課題 は
 Ⅰ 労働者性
 Ⅱ 労働時間管理
 Ⅲ 「事業」「事業場」の概念
 Ⅳ テレワークの「義務」と「権利」
 Ⅴ 職場の安全衛生と労働災害

第2節 EUテレワーク協約の概要
 Ⅰ 一般的考慮事項(前文)
 Ⅱ 定義と適用範囲
 Ⅲ 任意性
 Ⅳ 労働条件
 Ⅴ データ保護
 Ⅵ プライバシー
 Ⅶ 機器
 Ⅷ 安全衛生
 Ⅸ 労働組織
 Ⅹ 教育訓練
 ⅩⅠ 集団的権利をめぐる問題
 ⅩⅡ 実施とフォローアップ

となっている。テレワーク法を論じる枠組みの整理のようなものである。それにしてもテレワーク法を論じた文献は少ないのでありがたい。

参考文献として以下があげられている。
 森戸英幸「テレワーク・家内労働・在宅ワークの法政策」(法律時報930号,2003)
森戸英幸「What is IT?-労働法の観点から」(日本労働研究雑誌(特別号)498号,2001)
森戸英幸「わが家が一番?-情報化に伴うテレワーク・在宅就労の法的諸問題」(日本労働研究誌467号,1999)
長坂俊成「テレワークの法的性質と法的保護のあり方」(季刊労働法193号,2000)

2009年10月17日土曜日

有期労働者「仕事は正社員並」3割「でも基本給は8割未満」4割

 との記事が、朝日新聞2009-9-30の夕刊にでていた。厚生労働省の調査との事。同一労働同一賃金ではない実態。

2009年10月9日金曜日

迂回路 モノレール

 昨日は会議を招集していた。台風までも来てくれることになり全国からの足が心配だった。福岡からは飛行機が飛び、関西、名古屋地区も一時停止とはなったものの新幹線が動き大丈夫だった。北関東がちょうど台風の通過かで少し影響をうけた。お膝元の東京は、風の影響かJRの在来線は運転見合わせ、京急は人が殺到して身動きができないという状態であった。川崎から浜松町までは、在来路線のバスで羽田空港までいき、それからモノレールでいった。これは駅に行くまでは考えていなかったものだが何かないかなということで思いついた。迂回路をあれこれと考えても鉄道は限られている。それで何かないかと考えてふと思いついた。日ごろ使わない路線なので乗り場を探すのに戸惑った。それでも発車時刻すれすれで間に合いほっとした。

2009年10月6日火曜日

『多様な雇用形態をめぐる法的諸問題』

 森戸英幸編著『多様な雇用形態をめぐる法的諸問題』(労働問題リサーチセンター,2008-6-27)をやっと読み終えた。テレワークに関する法的な研究があまり見当たらないなかこれは新進気鋭の学者が書いた研究ノート風である。全体は、理論的検討と企業ヒアリングに分かれる。
 理論的検討は
日本におけるワークライフバランス 長谷川珠子
アメリカにおけるワークライフバランス 梶川敦子
イギリスにおけるワークライフバランス 岩永昌晃
多様な雇用形態における格差問題 原 昌登
フランスにおけるテレワーク 柴田洋二郎
勤労の権利と義務に関するメモ 小西康之
 企業ヒアリングは
サンマイクロシステムズ 原 昌登
株式会社ニチレイ 梶川敦子
日本オラクル株式会社 岩永昌晃
協和エクシオ株式会社 長谷川珠子
株式会社NTTデータ 原 昌登

 はしがきは森戸英幸である。

2009年10月5日月曜日

クラウド・コンピューティング

 Gメール、Gメールカレンダー、ドキュメント、写真に重宝している。これはクラウド・コンピューティングなのだろうか。SNSも利用している。パソコンには、年賀状ソフトと以前からのしがらみのニフティのメールのみ。それもメールは、迷惑メール処理にあけくれるのでGメールへシフトしたいと思っている。カレンダーは便利である。

2009年10月4日日曜日

ブログ事始め

 ふと思い立ちブログなるものをはじめてみようかと思う。『書斎にて』と名前だけはつけてみた。書きたいことは、
1.労働社会保険法令関係
2.テレワーク
3.交流・交歓について
4.その他興味の趣くまま
 である。いざスタート。