2009年11月22日日曜日

就職内定率 大学62.5% 下げ幅最大「氷河期」並み

 朝日新聞2009-11-19

 先日、友人の大学4回生の娘さんの採用内定ができなくてとの話であった。同じ学科で内定したのは数人でほとんどが内定が出ない状態とか。厚生労働省の調査についての報道である。

 時代が変わり新卒採用そのものが?なのか。正規採用の枠は狭い。それは既存の正規社員の存在があるから、限られたパイを回せない。正社員に手をつけて雇用改革を図らないと日本の就業構造はおかしくなる。それはひいては、現在の正社員が将来年金をもらえるのかもつながるかもしれない。将来の問題だけでなく貧困問題につながる。

 解雇権濫用の法理の見直し、また既得権の見直しであろうか。

 また、11/20の天声人語には、ロスジェネ世代の平野啓一郎氏の『京大時代の就職観』(朝日ジャーナル別冊)にふれこの話題を論じている。同じ日の社説でも「内定率急落 ロスジェネを再び作るな」とのこと。


(関連報道)
2009-11-20朝日新聞「大学4年生 終わり亡き就活」
2009-11-22朝日新聞 ウオッチ「ロスジェネ」作らぬように 見市紀世子
(参考)
厚労省「平成21年度大学等卒業予定者の就職内定状況調査(平成21年10月1日現在)について
~大学等卒業予定者の就職環境は厳しい状況に~」
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000002ltw.html

0 件のコメント:

コメントを投稿