2010年2月28日日曜日

2/26(金) 小倉の朝

2/26の朝。小倉のホテルから街を眺める。曇り。





今、板付の空港ラウンジ、25日(木)羽田空港の濃霧を振り返る



 25日からの出張、週末は実家。濃霧で大幅に予定が狂った出張初日。それから...そして今28日、板付の空港ラウンジでパソコンを開く。


 以下、2月25日(木)朝の羽田空港の濃霧。
















 乗る便が発券中止状態。どうなるのか。

 そして、欠航。次の便のために手続をせんと窓口にいくが、そこは長だの列。うーんどうしたら.......ネットで申し込んだ旅行会社の窓口へ電話で連絡したら対応してくれた。今はオンラインだから空港の窓口と同じ端末がそれぞれの旅行会社にあるようだ。







 やっと乗れる。


 後日、ニュースをみると羽田空港ではここ20年はこのような濃霧に襲われたことが無いとの事。海に近く風が吹くので滅多にはないらしい。だから濃霧でも対応できる機器が備えていなかったらしい。

 まさに日本のハブたる羽田空港だから全国に影響が出た。多分、悲喜交々がいたるところにあっただろう。

2010年2月25日木曜日

『ルネサンスとは何であったのか』

塩野七生『ルネサンスとは何であったのか (塩野七生ルネサンス著作集)』新潮社,2001

 対話形式でルネサンスとは何かにせまる。知的興奮が静かにまきおこる。ちょっと抜書きをしてみた。これ以外に刺激を受けた。

「創造するという行為が、理解の「本道」であるからですよ。ダンテも言っています。考えているだけでは不充分で、それを口であろうとペンであろうと画筆であろうとノミであろうと、表現してはじめて「シェンツァ」(知識ないし理解)になる」p11
「教育が高等になればなるほど、既成の概念をたたきこむことのほうが多くなるという...教育のマイナス面..」p29
「肌で知っているだけでは、彼個人の知恵にはなっても他者を含めての共有財産にはならない。科学的に探求しその結果を言語を通した公のものにしてはじめて、実地に経験したことのない人でも共有が可能な知恵になるのです」p52
「出版人アルドの成功の要因は...今でもイタリックと呼ばれている書体を発明したこと。ゴシック書体を比べれば一目両全ですが、装飾性に劣っても格段によみやすい」p64
「優れた他者からの刺激を受け彼らと競い合うことが、何にもまして自らの創作行為に益する」p82
「コシモ 累進課税制度まで考え出す」p84
「コシモ..衆に秀でた学識の持ち主でもなく、深く芸術を理解した人でもなかった...広い視野の持ち主...学問芸術の助成者には、自分自身の感覚や好みや視点に執着しない、このような人のほうが向いている」p89
「初代皇帝..アウグストゥスの親友にマエケナスという人がいた....学芸の助成を「マエケナス」と言ううになった..これがフランス語になると、「メセナ」になる」p92
「文章や絵画にすることによって、考えもより明快になる」p105
「現代ローマ市は、市を表す略記号も、古代ローマそのまま「SPQR」を使っている。「元老院並びにローマ市民」を表すラテン語の「Senatus Populus Qeu Romanus」の略字」p113
「ヴェネツィア...戦争で倒れた人の遺族には...遺族年金」p168
「セルバンテス レパントの海戦に参加」p219

沈丁花(花芽)

 昨日の朝、三ッ池公園で沈丁花の花芽に出くわした。その前まで気がつかなかった。たぶん、ここ一日二日のことであろう。これも最初は何の花かわからすに「植物図鑑」(mixi)のお世話になった。すぐにわかって嬉しい。







http://www.hana300.com/jincyo1.html

(2010-2-27福岡県の実家で)


(2010-3-1県立三ッ池公園で)












(2010-3-4県立三ッ池公園で)


(2010-3-5県立三ッ池公園で)


(2010-3-8 県立三ッ池公園で)


(2010-3-9 県立三ッ池公園で)


(2010-3-10 県立三ッ池公園で)

2010年2月23日火曜日

社会保険労務士最短最速合格法 受験生日記

 2004年のことだけど覚え書きとしてこちらに残したい。2003年11月から2004年11月までのログかな。読むにたえないがこんなふうに毎日を過ごした。

社会保険労務士最短最速合格法 受験生日記

2010年2月22日月曜日

姫蔓日々草



 今朝、県立三ッ池公園で撮りました。可愛らしい花です。今の時期には、花と言えばスイセンかツバキくらいしか咲いていないと思っていたら隅っこにちょこっと咲いていました。何の花だろうかというのでmixiの「植物図鑑」のコミニュティで質問したら「蔓日々草」(ツルニチニチソウ)だろうと。小さいならば「姫蔓日々草」(ヒメニチニチソウ)とのことで多分これでしょうね。

「一般名:ヒメツルニチニチソウ(姫蔓日々草) 学名:Vinca minor L.(ビンカ ミノール)
ビンカミノールはほぼ一年中、淡青・紫・白花を咲かせるツル性常緑半低木です。 」とのことです。


姫蔓日々草


(ご参考)
http://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-vinca-minor_large.html

2010年2月21日日曜日

『自分らしいキャリアのつくり方』



 高橋俊介『自分らしいキャリアのつくり方』(PHP新書,2009-9-1)を読んだ。エッセー風にかかれているのか読みやすい。あまりにザァーと読み過ぎているかもしれない。44のキーフレーズであらわされていてなるほどと思うことが多い。そのキーフレーズは目次に出ている。示すと以下のとおりである。

1.ワークライフ
(1)仕事ばかりしていると仕事に必要な能力が身につかない
(2)仕事と私生活はバランスではなく統合が必要
(3)人生で必要なことは二つ以上ある
(4)日本の男は自分の求められている役割を誤解している
(5)デメリットは事前に見えやすいが、メリットはあとからわかる
(6)スローキャリアという生き方は、仕事よりも生活重視では実現できない
(7)お金を大切にしてはじめて精神的豊かさが手に入る
(8)嫌いなものリストを減らす努力が楽しいことをふやす

2.能力開発
(9)追い込まれないと開発されない基礎能力もある
(10)魚は対面販売で買え
(11)遊ぶ能力が低いと仕事も楽しめない
(12)自分がされてイヤなことは他人にしてはいけないでは不十分
(13)意思決定を無理に論理的にしようとすると裏目に出ることが多い
(14)他人に教えることができてはじめて習慣したといえる
(15)いま何を知っているかよりも、新しいことを学ぶ能力が大切

3.キャリア形成
(16)新しい環境には適応すれど同化せず
(17)キャリアは目標ではなく習慣でつくられる
(18)キャリアの舵取りはキャリアフェーズのネーミングで行う
(19)辺境の仕事・辺境の組織がキャリアを強くする
(20)好きなことと向いていることは違う
(21)仕事選びや会社選びと同じくらい場所選びは重要
(22)二番目に得意なことをする
(23)いまの仕事関係なくても、テーマを追いつづけることでいつかそれが仕事になる

4.ジョブデザイン
(24)仕事には枠をつくるのではなくのりしろをつくる
(25)見えない化する社会だから見える化の努力が求められる
(26)目標を達成することがよいとはかぎらない
(27)結婚はだれとするかより、したあとが重要
(28)自分の仕事をプロフェッショナル化する
(29)知らないからとれるリスクもある

5.ネットワーク形成
(30)情けはあるが義理がない沖縄に学ぶ開放的ネットワーキング
(31)転職するたびに人脈をふやす人と失う人がいる
(32)人にどう思われたいかを意識することがセルフブランディング
(33)部下は上司の人間観の鏡である
(34)予期せぬチャンスは親しくない人からやってくる
(35)信頼という能力は面と向かわないと育まれない

6.組織のなかでの成長
(36)日本一長い朝礼で感情脳を鍛える
(37)教えるほうが教わるほうより偉いわけではない
(38)人を育てる意識より人が育つ環境
(39)部下は上司だけによって育てられるものではない
(40)自分に向いている仕事が何かは自分ではわからない

7.組織の見極め方
(41)就職は仕事選び以上に組織選び
(42)グローバル化の障害は日本人か日本企業か
(43)人を大切にするのではなく、どう大切にするかが重要
(44)人事に哲学があるかではなく、会社や事業に哲学があるかが重要である

 気になつたところを抜書きすると
「リーダーに必要なのは多様な経験より、むしろリーダーにふさわしい思考・行動特性のほうであり、それは、試練を乗り越える過程でしか身につかないのである」p35
「社会性を養う機会が以前にくらべて極端に減少している」p51
「環境が変化したときに生き残れるのは、強靭な生物ではなく変化に適応できる種だ..」p77
「事あるごとに工夫してわかりやすくほかの人に伝える...そういう努力があとで自分の仕事をラクにしてくれるのだ」p116
「家族や友人いった太い絆のネットワークあまり役にたたないばかりか、むしろ邪魔をする」p149
「多様な意見をもった人と冷静にディスカッションする訓練を受けていない人がネット上で論争すると、異なる意見を徹底的に排斥したり駆逐したりする」p154
「パンの焼き方 数年あれば 日本料理 5年あれば ただし、一流の料理人は技術だけでななく」p166
 などがある。



 そして、人物名や組織名のみ索引風に作ってみると(除く、著者が属した組織)
IBM p32 p192
網野善彦 p189
伊波普猷 p138
植田洋子 P81~ p107
エドガー・シャイン p105
MKタクシー p180
エリク・H・エリクソン p73
LG   p184
青梅慶友病院 p127~
大塚宣夫 p127
大前研一 p131
沖縄教育出版 p157~
織田信長 p188
金井壽宏 p5
金子篤子 p27 p29
苅谷奨治 p133
カルロス・ゴーン p18
カンテサンス p185
菊乃井 p166
岸田周三 p185~
キャリパージャパン p122
クランボルツ博士 P85~
サウスウエスト航空 p178~
サムスン p184
(株)三技研 p116~
CSKコミュニケーションズ P74~
ジェラート博士 p68~
ジョージ・E・ヴァイラント p73 P87 p139
ジョン・チェンバース p112
鈴木勝彦 p30
3M社 p121
仙石通泰 p116
ダグラス・マクレガー p146~
手嶋龍一 p129
豊臣秀吉 p188
長瀬勝彦 p68
日産自動車 p18
日本交通 p180
日本サッカー協会 p164~
ノースウエスト航空 p179
ハーニミア・イバーラ p57 P83 p97 p149
ピクサー・アニメーション・スタジオ p63
ヒューレット・パッカード p32
ファミリーハウス P81
フォーモストブルーシール社 p132~
ポスコ p184
松尾睦 p36
松本大 P78
マネックス証券 P78
宮田加久子 p154
村田吉弘 p166~ p186
モトローラ p32
リクルート社 p133
リチャード・フロリダ p21 p43 p63 p98 p101
山口一男 p30
ユナイテッド航空 p179
ユング p16
となる。なかなか興味深い。何気なく書かれているようでも、先学の研究がふまえられている。また、ケースがなかなかユニークである。沖縄教育出版、三技研など知らなかった。

(注)沖縄に関する話題が多かったので一昨年沖縄に行ったときの写真を載せた。

2010年2月20日土曜日

SABO


 富山和子『水と緑の国、日本』(講談社,1998-10-9)に、「森林づくりの最初事業である治山砂防。..このSABOは国際用語である」とあり「676年の畿内山野の伐採禁止令、弘仁12年(821年)の太政官符「浸潤のもと、水木相生ず。然らば即ち水辺の山林は必ず須く繁茂せしむべし」との世界最古の砂防法は日本でとのこと。
 中公新書の『水と緑と土』を以前読んだことがあり、図書館でたまたまこの本を手にした。写真がきれいでなかなか良い。そして、そのなかに昨年、箱根にいったときの砂防ダムのことを思い出してSABOが気になった。その写真でもながめながら砂防に対する関心が増した。砂防会館もあるし。

労働法、社会保障法、HR等の記事(2010-2-14~20)


2010-2-20 全面禁煙 流れ加速 条約期限迫り対策
2010-2-20 2010春闘 電機 労働条件の国際化 労働側 「定昇ありき」は疑問 経営側
2010-2-20 過労自殺 財界も予防対策に取り組め 川人博
2010-2-20 出産育児一時金 「直接支払制度」さらに先送りへ

2010-2-19夕刊 公共の場「全面禁煙」厚労省要請へ 飲食店など対象

2010-2-19 公務員人件費 2割咲く県の壁
2010-2-19 契約社員賃上げ JP労組が要求
2010-2-19 派遣法改正案 社民 批判や要求だけでは
2010-2-19 日航、給与5%減を提案 人件費310億円削減を見込む
2010-2-19 [横浜]警部「パワハラ自殺」遺族提訴 「法廷で事実を」 県警なお調査中
2010-2-19 男性警部の自殺「パワハラ原因」遺族、神奈川県を提訴

2010-2-18 定昇維持 焦点 交渉本格スタート 2010春闘
2010-2-18 失業者の住宅支援拡大
2010-2-18 労働者派遣法の改正要綱案諮問 製造業など原則禁止
2010-2-18 99円年金手当 韓国閣議、対応再要求
2010-2-18 みずほ来春採用「特定職」6割減
2010-2-18 [横浜]県内マック、来月から全面禁煙 条例施行前、新たに120店舗 「受動喫煙防止条例」が四月から施行

2010-2-17夕刊 大手 多くがベア断念 春闘 自動車労組が要求書

2010-2-17 職場の禁煙 賛否激突 法制化 飲食店が焦点
2010-2-17 卒業目前 2400人が列 合同就職面接会
2010-2-17 年金業務監視委 総務省内に設置
2010-2-17 月例賃金の改善 要求見送り NTT労組
2010-2-17 進まぬ失業者支援 就職・職業訓練 高い壁
2010-2-17 過労で寝たきり 1.9億円賠償命令 鹿児島地裁、外食会社に

2010-2-16夕刊 警部自殺『パワハラ』神奈川県を遺族提訴

2010-2-16 失業者向け住宅手当制度 利用、想定の4%だけ
2010-2-16 就職未定の五千人に職場実習 日額七千円を支給 専門家が進路相談
2010-2-16 松屋の早期退職 予定を超える応募 75人上回る225人
2010-2-16 働く 若手を育てる[2]問われる先輩の指導力 悩みや成果、職場全体で見守る

2010-2-15夕刊 やさしい医学レポート 職場の上司や同僚と対立したとき 内向きだとリスク高まる?
2010-2-15夕刊 働く人の法律相談 出産・育児[上]「不利益な取扱い」とは?
2010-2-15夕刊 職場は全面禁煙か喫煙室設置 厚労省検討会が骨子

2010-2-15 子ども手当 満額こだわらず? 首相、「増額は無駄削減分」

2010-2-14 証券従業員一年で6000人減

2010年2月18日木曜日

雪の日の朝に (通勤途上)





 今朝は雪が降っていた。昨夜からの雪ではなく、朝から降り始めたようだ。道には積もっていない。歩くのには支障がない。三ッ池公園の中は銀世界。人はいつものようにはいない。一人二人くらいとすれ違う。椿も、スイセンも雪の中である。


 新田次郎『八甲田山死の彷徨』の映画『八甲田山』で高倉健が扮する小隊の連中が「雪の進軍」を歌っていたが、そんな気分でもある。久しぶりに思い出して口ずさんだ。
http://www.d1.dion.ne.jp/~j_kihira/band/midi/yukinoshin.html




 また、高校時代に、英語の授業の際に、雪が降り積もっていた。それで英語の教諭がこんな雪であることは珍しい。こんなときに英語でやっているのではなく雪合戦をやろうと、学校の裏山である丸山公園にでかけて雪合戦をしたことを思い出した。桑原達三郎先生である。後に、『太刀洗飛行場物語』(葦書房)を出された方である。普段とは違う雪の風景に何か小躍りするように気分がはずむ。今年は雪が多いようだ。










 鶴見川の土手。カモメが集まっている。寒いからこんなところで寄り合いをしているのかな。



 こんなに降っていたのに、昼頃には雪はなく。あれは何だったんだろうかというような光景となった。都会の雪は根性がないなぁ。残念。

深谷へ行った(出張)


 昨日は、深谷へでかけた(出張)。ふと思いついて、深谷駅を撮ってみた。東京駅を模したものらしい。ホンモノと比べるとちゃちだが、まあそれなりの風格はある。

 深谷駅といえば、もうかなり昔、運輸大臣の荒船清十郎が急行を止めることにしたということで地元利益誘導として問題となり大臣を辞した駅である。今は特急もとまるようだ。

 また、バスから見ていると深谷商業高校の建物がみえた。なかなかクラシックな西洋館である。大正時代につくられたとのことだが、何かしら渋沢栄一に関係があるらしい。今度機会があれば写真に撮りたい。