2010年2月18日木曜日

雪の日の朝に (通勤途上)





 今朝は雪が降っていた。昨夜からの雪ではなく、朝から降り始めたようだ。道には積もっていない。歩くのには支障がない。三ッ池公園の中は銀世界。人はいつものようにはいない。一人二人くらいとすれ違う。椿も、スイセンも雪の中である。


 新田次郎『八甲田山死の彷徨』の映画『八甲田山』で高倉健が扮する小隊の連中が「雪の進軍」を歌っていたが、そんな気分でもある。久しぶりに思い出して口ずさんだ。
http://www.d1.dion.ne.jp/~j_kihira/band/midi/yukinoshin.html




 また、高校時代に、英語の授業の際に、雪が降り積もっていた。それで英語の教諭がこんな雪であることは珍しい。こんなときに英語でやっているのではなく雪合戦をやろうと、学校の裏山である丸山公園にでかけて雪合戦をしたことを思い出した。桑原達三郎先生である。後に、『太刀洗飛行場物語』(葦書房)を出された方である。普段とは違う雪の風景に何か小躍りするように気分がはずむ。今年は雪が多いようだ。










 鶴見川の土手。カモメが集まっている。寒いからこんなところで寄り合いをしているのかな。



 こんなに降っていたのに、昼頃には雪はなく。あれは何だったんだろうかというような光景となった。都会の雪は根性がないなぁ。残念。

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