2009年10月20日火曜日

三菱樹脂事件についてある思い出

 河野順一『解雇・退職をめぐる実務対策』(酒井出版)を読んでいる。毎日、それこそ少しづつである。昨日は、普通解雇の知っておきたい重要判例で「三菱樹脂事件」だった。最高裁の判決がs48.12.12二審の東京高裁がs43.6.12、そして一審の東京地裁がs42.7.17である。
 二審の直後に行われた就職の面接で、この事件のことを聴かれ意見を求めらたれことを思い出す。どのようにこたえたかすっかり忘れたが...関西支社でのことであった。ゼミでの卒論のテーマについて聴かれたことが印象的であった。「確定判決後の残額請求」とは? このときはゼミの発表で頭の整理がよくできていて知らない人にもうまく説明ができた、その際にこの事件のことを聴かれたのか、その前だったかは定かではない。その後、面接での判断は、卒論のテーマの説明が明快であったからと聞く。その面接があった本町にあるかつての関西支社に先週は行く機会があった。別段何ということはないが。この事件を読むたびに面接の頃のことを思う。

0 件のコメント:

コメントを投稿