2010年7月5日月曜日

沼上幹の講演会(7/2)

 経営戦略の考え方だったか、沼上幹の講演会にいった。7/2のこと。約600名の聴衆。写真をみたことがあり、その人物から直接話を聴いた。歯切れがよく何かしらわかったようになった。改めてきちんと著書を読んでみたい。

 沼上幹という経営学者の名前を知ったのは、金井壽宏、米倉誠一郎、沼上幹編『創造するミドル』(有斐閣,1994)である。ここに「卒業式を「自由な人生」の葬式だと思っている学生諸君へ」との文を載せている。この本は、もともと経営研究会だったかの勉強会のテーマでミドルを扱ったときに、メンバーの北山卓郎さんから教えてもらった金井壽宏『変革型ミドルの探求』(白桃書房)からの関心からである。当時、私もミドル、そして今もかな。もうすぐ卒業するが。

 それで沼上幹『液晶ディスプレイ技術革新史 行為連鎖システムとしての技術』(白桃書房)を読んだり『組織戦略の考え方』などを読んだ。それなりの関心をもっていた。

 それで講演会のお知らせがあったときには、すぐに申し込んだ。話はうまい。レジュメの資料があらかじめ準備されていたが見たときには何がなにやらよくわからなかった。話を聴いてようやく理解ができはじめた。たぶん、今出ている本を読んだもこの講演を聴いたので理解できるだろう。

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