2011年7月16日土曜日

『年金保険法[第2版]』が出た(2011-5)

 堀勝洋『年金保険法』(2010-9)は待望の書であった。年金保険法は、講学上、社会保障法学のなかで論じられる。それで「社会保障法」の本を読むと、何か物足りない。よくわからない。年金の本は、世の中にたくさん出ているが、新書とか啓蒙書とか、できちんと年金保険法のことを論じ・解釈するものではない。それでこれがでたときに大変嬉しく思った。

 それが一年たらずで第2版がでたことに斯学のおかれている状況がかいまみえる。でたことを知ったときに、すぐに図書館にリクエストをしていたのが昨日手にした。

 そして、「年金保険法は租税法とともに最も難解な法令であるといわれ...国家資格として、税理士とともに社会保険労務士が必要とされるゆえんである」(p4)とは動機付けが...嬉しい。

 改めて最初からかみしめるように読みたい。

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