2010年10月10日日曜日

第2回 情報法シンポジウム

 昨日は、堀部政男情報法研究会 連続シンポジウムの第2回の会合であった。8月に東大の福武ホールであった。

http://www.horibemasao.org/symposium01.html

 

 綱島駅から東横線、日吉から目黒線、南北線、永田町から半蔵門線を経て神保町まで。神保町駅からぶらぶらと竹橋方面へ歩いていたらやはり出席をするYさんにばったり出会う。どうも当該場所を通り過ぎたようだった。Yさんのおかげで間違うことなく会場へ。

 会場は、学術総合センターとのこと。このなかにある一橋記念講堂である。立派な建物である。あとで聞くところによると、もともと一橋大学の校地であり、その発展的な活用の由。一橋大学が国立に移る際に、神田の土地は国立の土地と交換したのかと思っていたら、全部ではなかったんだろう。たまたま木方十根『「大学町」出現 近代都市計画の錬金術』(河出ブックス,2010)を読んでおり、そのあたりを確認するかな。



 これによると、校地は約11,000坪あったようだ。(同書p37)そのうち、約3,400坪が国立大学町との交換地とされたとのこと。(同書p39,p49)この本には、「...このように神田一ツ橋は、幕藩期以来、つねに高いレベルの学校がおかれた由緒ある場所であった。この場所への誇りと愛着は、後身校が戦後学生(たぶん学制の誤りか)改革以降、「一橋大学」と名乗っていることにもあらわれている。」(同書p37)とある。



 さて、会場の建物、会議場である講堂は立派である。思わず写真をとることにした。ケータイの写真ではちょっと全体をあらわすのは無理かな。
 座席も立派。机もある。この机は頑丈である。引き出す形で素敵な感じだが、一度出すとしまうのが面倒である。人が通るときに出し入れが面倒かな。いつごろできたのかわからないが座席に電源などのコンセントはない。



 席に座り舞台を撮る。



 発表者は、用意されたものが盛りだくさんなのかなかなかうまく時間通りにはいかない。話も長い。種テーマは、日本版プライバシーコミッション制度(第三者機関)かな。パネルディスカッションはややツメにかけたかな。これは時間の関係もあるだろう。


 今回は懇親会にも出ることにした。

 3階の食堂で行われた。回りの人と名刺交換で挨拶をする。意外に挨拶ができた。いろいろとお話をしていたら「『弱さの強さ』のパラドックス」にいたる。ミルグラムの「世の中意外に狭いね」に及ぶ。グラノヴェーターの『転職-ネットワークキャリアの研究』(ミネルヴァ,1998)のことなど。

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