2011年3月1日火曜日

確定申告に行って来た

 11月末までの勤務なので確定申告をしないといけない。保険料証明書などで手間取3月1日の本日行って来た。一月に相談にいったときにパソコンでやることはわかっていた。

 いやー、スムースである。いいなぁ。まず、並んで、順番がきたら税務職員の指導のもとに申告書の下書き的なものを行った。それから、また順番をまってパソコンへの入力となる。パソコンは日頃から慣れているのでさっさっさである。うーん、やはりネット時代であるなぁ。

 電子手続の場合は、三週間後に還付とのことである。書面手続は六週間なので、それだけメリットを出して普及につとめているのかもしれない。自宅でやるためには、証明書等の問題もあるらしい。たぶん、そのうちに自宅でとなるのはそんなにかからないであろう。

 税金については、仕事をはじめて源泉徴収事務をしたときからそれなりに関心をもっていた。新人の頃は、申告納税と源泉税などそもそもなんだと考えたりした。北野弘久さんの『租税法律主義における具体的内容の理論』だったか、天皇主権から国民主権に変わっても条文は変わらないが、内容はどう変わったのかということに目が開かれる思いであった。それ以来、北野税法学にのめりこんだ。その頃は、北野さんの論文・著書はすべて読んだ。それがいつのまにか.....そしてもう何年前かな法学部の同窓会が東京であったときにお会いしてお話をした。そのときに遺書のつもりで『税法学原論』の第五版を書いたから是非読んでくれとのことであった。

 その後、この本は七版くらいになったのか....そして昨年だったかおなくなりになられた。税というと、憲法的視点からの北野税法学を思い出す。

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