2011年2月20日日曜日

2月の箱根(その4)


 六時前に起床。六時過ぎから風呂へはいる。六時を少し過ぎていたが誰もはいっていない。大浴場を一人で満喫。もともとからすの行水で出る頃に3,4人がまとまってはいってきた。挨拶をする。人によっては挨拶をきちんと返さない人も。返しているつもりでも聞こえないのかもしれない。

 挨拶は知らない人にするものではないか。知らないからあなたの敵ではないよというメッセージ。知っている人ならばそのあたりははっきり声をださないでもわかるし、もともと敵ではないことがわかっている。いろいろなところで知らない人と出くわすとやはり緊張する。こちらから危害をくわえないというメッセージを出し、相手からも返してくれることで安心をする。

 昨日からオールディーズの曲を聴いている。悲しき片思い、青い影、男が女を愛する時、ロック・アラウンド・ザ・クロック、愛さずにはいらない、ベイビー・フェイス、リトル・ダーリン、小さな悪魔、この胸のときめきを、トワイライト・タイム、ビー・マイ・ベイビー、ハロー・メリールー、ルイジ・アナ・ママ、恋の片道切符、ミスター・ロンリー、ネイビー・ブルー、ヘイ・ポーラ、ロコモーション が収録されている。日本語で歌われたものばかりという気がする。たぶん、昭和30年代、40年代の初め頃はアメリカの唄を歌ったんだろう。それで曲が懐かしい。

 午前中に散歩にでかけた。ラリック美術館のレストランにオリエント急行がある。うーん、びっくりなんだこりゃぁ。見学はお茶・デザート付で2100円とのこと。それに予約が必要とのこと。今回はパス。ラリック美術館のオープンガーデン(無料)でショップと庭をみたときに発見。

 今回の箱根は相原生肉店や酒屋などを発見して喜んでいたが、ラリックの庭もなかなかのものである。と思いながら帰っていると知り合いのMさん一家を偶然に会う。双方ともびっくり。観光地で知り合いに会うなんて。バス停でバスを待っておられたようだ。

 午後の風呂は、ひさしぶりに仙石原温泉をひいているほうへいった。歩いて三分なので少し面倒で最近はご無沙汰の湯である。こちらはにごりはなく透明というか。今回は長いので気分を変えてだ。



 岡嶋裕史『アップル、グーグル、マイクロソフト クラウド、携帯端末戦争のゆくえ』(光文社新書)
  クラウドコンピューティングのことを知るために読んだ。現況がわかる。

 塩野七生『法王庁(ヴァチカン)殺人事件』(朝日新聞社)
  何年ぶりだろう再読である。ヴァチカンやローマ、そしてヴェネチアが思い浮かべることができるので物語をさらに楽しめた。ガスパル・コンタリーニにも興味。そして古代ローマに。

0 件のコメント:

コメントを投稿