2011年2月8日火曜日

『物語 イタリアの歴史 Ⅱ』



 旅は、帰ってからも楽しめるものだ。イタリアから帰ってきたのでこんな本を手にした。面白い。サンタンジェロ城は、カテスル・サント エンジェル つまり聖天使城とは。それももともとハドリアヌスが陵墓として築いたもの。それがその後要塞とか、刑務所とかに使われたらしい。そのほかグレゴリウスのことやその他大いに触発された。

 ロレンツォ・メディチのところでロレンツォの弟がサンタ・クローチェ広場で...とあり、サン・ロレンツォ教会とか、サンマルコ広場がでてくる。500年前と現在で街が変わらないのがヨーロッパと思う。

藤沢道郎『物語 イタリアの歴史 Ⅱ 皇帝ハドリアヌスから画家カラヴァッジョまで』(中公新書,2004)

第一話 皇帝ハドリアヌスの物語
第二話 大教皇グレゴリウスの物語
第三話 マローツィア夫人とその息子たちの物語
第四話 異端者アルナルドの物語
第五話 教皇ボニファティウス八世の物語
第六話 ロレンツォ・デ・メディチの物語
第七話 航海者コロンボの物語
第八話 画家カラヴァッジョの物語
ローマ、聖天使城への長い道のり-あとがきにかえて 武谷なおみ
イタリア史年表(紀元前二七~一六九九年)

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