2011年2月2日水曜日

『バチカン -ローマ法王庁は、いま』


 郷富佐子『バチカン-ローマ法王庁は、いま』(岩波新書,2007-10-19)をイタリア旅行(1/24~1/31)の往きの飛行機の中で読んだ。旅行は、予習型ではなく復習型であり事前にそんなに勉強はしないのが普通だが、今回はもっていく本を新書、文庫などの小さいのにすることと、なくしても弁償できるものにするということで図書館で偶然みかけたものである。

 内容は

序 章 揺れるバチカン
第1章 法王の代替わり-ドキュメント・サンピエトロ広場
第2章 バチカン探訪-ローマ法王と法王庁
第3章 ヨハネ・パウロ二世の時代-「空飛ぶ聖座」の四半世紀
第4章 バチカンを見つめる世界の目-宗教化する世界の中で
第5章 イタリアのバチカン-暮らし、政治、宗教
終 章 教会はどこへ向かうのか

 である。それなりに概観できた。

 実際にいってみて眺めると、読んでいるときよりも何かビビッドな感じがする。直前にあわてて試験勉強をしたような気持ちである。実際には、観光だったので美術館とか大聖堂のことが触れているものが良かったのかもしれない。スイス兵のあたりは本で知っていたので興味深く観察できた。

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